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2008.06.07. sat

Telectroscope


04-05-08
1/1500 sec. at F5.6 Length 35mm
06/07/08 at 17:34

1890年、ロンドンとNYの間に長いトンネルを掘り、レンズと鏡を用いて互いが見えるようにする史上初の電気的望遠鏡を作るという構想があったが、日の目をみることはなかった。それが21世紀になり当初の発案者の孫により実現されたのだ。

ブルックリン橋の下 Fulton Landing とロンドンに設置されたテレクトロスコープ(Telectroscope)は、いかにも1890年代の代物というアールデコのような、或いは、ジュール・ヴェルヌの小説に出てきそうな形をしている。トンネルを通して地表に出てきたという演出なので周囲に石などをかきわけてた様な演出もされている。勿論ほんとうにアトランティック海の下を掘ったのではなく、すでに地球上にはりめぐされたされたケーブルを利用した近代の技術であるビデオ・カムを用いた電子的なスコープ。ロンドン側の「スコープ」はテムズ川にかかるタワー・ブリッジのたもとに設置され、リアルタイムで互いを見ることが出来る。

118年後に二箇所に出現した「スコープ」というアイディアも良いが、わたし的には、まるでレトロなSFのキャタピラー(芋虫)みたいな姿で、とてもファンタシーな世界に浸ることができて大変に満足した。

Telectroscope Project


(hi: 94 °F / 34°C, lo: 61 °F / 16°C; Hum = 69%; Barometer = 30.04 in / 1017 hPa;  Wind = 4 mph / 6 km/h (WSW), Event = Clear)
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2008.06.20. fri

Summer Solstice - the northmost sunset


04-05-08
1/320 sec. at F5.6 Length 35mm
06/20/08 at 20:16

今日は Summer Solstice(夏至)。当地を含む北半球においては日の沈む位置が最も北寄りとなり、明日からはどんどん南よりになっていく。

昼間はよく晴れていたのだが、生憎と日没の30分程前から雲が増えて雲越しのサンセットとなった。実際の日没の時間は20:35。

Solsticeは地球の地軸の傾きが北極側が最も太陽寄りになる瞬間で、当地の場合19:59(UAT23:59)。夏至というと、日本では太陽の位置や日の長さなどが認識されるが、米国では、夏のスタートの日という位置づけが強い。今夜のサンセットは夏一番だったのである。


(hi: 79 °F / 26°C, lo: 61 °F / 16°C; Hum = 56%; Barometer = 29.97 in / 1014 hPa ;  Wind = 4 mph / 6 km/h (Variable), Event = Clear/ Scattered Clouds)
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