スケート・イベントでワシントンDCを訪れた。国の首府をスケートで滑走するのは楽しい。
スケートだけではきめの細かい都市経験は出来ないので土曜日はDCの主要なモニュメントを徒歩で回った。
この街が他の場所と最も異なる点のひとつは、絵葉書を売っていないということだ。
いままでに訪問した全ての土地では必ずもよりの売店で絵葉書が売られていて購入は極めてたやすいが、ワシントンDCにはそういった売店が皆無。
Tシャツや帽子などを売るお土産店はたくさんあったが絵葉書は皆無。不思議。
景観についてもわたし的に不思議なものがある。それはリンカーン・メモリアルからワシントン・モニュメントを望むこの景色。
ワシントン・モニュメントがくっきりと映るリフレクティング・プールは、長さ 2,029 feet (618 m)、幅 167 feet (51 m) 、 深さ 46cmという大きなもの。
リフレクティング・プールは建造物を水面に反射させるのを目的として設置させるプールのことであり、細長いワシントン・モニュメントにあわせて細長い池が設置されている。
ここでわたしが不思議に思う理由というのは、このリフレクティング・プールは、どういう角度からみてもワシントン・モニュメント全てが映ることは無いという点。
どうせなら全体を反射させたらよかったのにと思うが、いや、むしろ先端部分を映さないことで、ワシントン・モニュメントがより長く見えるという効果を狙ったのかもしれない。
なお、この場所に来て、映画『フォレスト・ガンプ』の再開シーンをとっさに思い浮かべたのはわたしだけではないだろう。
Washingon DC Map