風が強くて冬のように寒い日が毎日続いたが、今日はようやく太陽光線が暖かい穏やかな日となった。
もちろんセントラルパークでスケート。
NYでは樹木の花としてはマグノリア(木蓮)が一番最初に咲き、少しして桜となる。だから、毎年この花を見ると季節が移り変わった証拠のような気がする。
今日は春爛漫という日だったが、実は今晩遅くから嵐になるとの天気予報。
明日は一日中強風を伴った大雨の嵐。どのくらいの嵐かというと、5cm以上の降雨、風は時速 30kmから40kmくらい、瞬間最大風速は80km以上というもの。「家で書類整理などをするのに最適」などとブルームバーグ市長がテレビで演説していた。用の無い人は外に行かない方が良いということ。
Flushing Meadows Corona Park、NY州クイーンズ区にある公園の大きな地球(Unisphere)は、クイーンズのシンボル的存在。
Unisphere は直径36メートルのステンレス・スティール製、地球で一番大きな地球儀。1964年のNY万国博覧会の時に作られたものだという。
地球の周囲の3つのリングは、地球から飛び立った最初の宇宙船の軌道で、すなわち、ソ連最初の友人宇宙飛行ロケット、米国最初の友人宇宙飛行ロケット、それに最初の通信衛星だという。
いまやサテライトはGPSなどで個人利用されている時代だし、そもそも、ソ連と米国の宇宙開発競争など、冷戦時代が反映されていて興味深い。
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かつて沼地だったところに作られた Flushing Meadows Corona Parkは、NYメッツのホームであるシェア・スタジアム、USオープンのテニスが行われる事でも知られる。
マンハッタンからだと往復35kmくらいという距離なので、スケートのルートに程よくグループ・スケートの目的地として取り上げられることが多い。
晴れて気温も24Cくらいまで上がった初夏のような日、約25名のスケーターで久しぶりにフラッシングまで行ってきた。
大きな地球(Unisphere)の周囲は噴水の設備になっているのだが、実際に水が噴出しているのを目撃したことは無くていつも乾いているので絶好のスケート・リンクになっている。
どうやらUSオープンなど特別の時だけ水を通して噴水にするらしい。