来年のことを話しても鬼が笑わない今ごろになると毎年カレンダーの手配に時間を費やす。
手帳(Filofax)用は「デイランナー」のマンスリー・タイプと決めていて現地調達が容易であり2007年分は購入済み。
毎年問題なのはデスク・タイプ(卓上用)。確固たる好みがあり、毎年ぴったりのものを探すのに苦慮しているのだ。
わたしの卓上カレンダーの条件は:
- 月次カレンダー
- 当月のほかに前月と翌月の小さなカレンダーが配置されていること
- リング式
- 書き込み可能
- 数字と文字だけ(絵や写真がないこと)
- 余計な事の表示がない(先負けetc)
- 白地に黒インクによる単色刷りがベスト、余計な多色刷りをしない(例:毎月フチの色が違うetc)
- サイズはA6以下(B6が好ましい)
上記全てを満たすものは世の中に存在しないことは長年にわたる調査および経験で分かっており、去年は能率手帳のカード式を買って2006年は使用。
今年みつけたのが「高橋書店」の「エコカレンダー E154」というもの。
これは、かなり理想に近い。上記 6 と 7 の条件は満たさないが、あとは概ねアクセプタブル。
そういうわけで、Amazon.jpで注文した品が本日届いた。
本当はサイズが90%くらいだと理想的なのだけれど、それ以外は思ったとおりで今後はこれを愛用することになりそう。
E154は月の名前の数字表示が目立ちすぎるというデザイン上の問題があるが、E103はその点が改善されていて、こちらも良さそうなので追加購入手配予定。
年末が近づくとどこのデパートもショウ・ウインドウのクリスマスをはじめとしたホリデーの飾りつけを競う。
NY市最大のデパートMacy'sでもウィンドウの飾り付けの準備に余念がない。
飾りをオープンする日までウィンドウは白い目隠しで覆われているが、今日は何かの調整のためか、シールされている目隠しをはがしての作業。
本番では音楽に合わせながら動くのだろうと容易に予想できる仕掛けが出番に備えていた。
19日の金曜日が「除幕」の日だと言う。Thanksgivingの一週間前である。
従来は11月下旬のThanksgiving が終わると直ちにクリスマス(&ハヌカ&クワンザ)の飾りつけになるのだが、今年はおかしい。
街全体がすでにクリスマスのデコレーションになりつつあるのだ。明らかに例年より早い。
クリスマスムードを早めることによりどれだけの経済的な効果があるのか疑問。
早くスタートして自分の店に客を取り込もうというものだろうが、買物するヒトの数とプレゼントの数に変わりはなく、且つ、人々はラストミニッツに行動をするトレンドがあるので早いスタートは特段のベネフィットに結びつかない気がする。
Macy's のウインドウは再び白色の目隠しで覆われた。観光客が列をなしてこれらのウィンドウを見物するようになる迄あと僅かだ。
NYC の Thanksgiving Day Parade はおそらく一年を当して全米で一番有名なパレードだろう。
Macy's(百貨店)により催されるこのパレードは78丁目にスタート、34丁目の当百貨店の前までの43ブロックを趣向をこらしたフロート(山車)がパレードするもので毎年多くの見物客が沿道をうめる。
今年は80周年ということ。CPW(セントラルパーク・ウエスト)にある友人宅のあるアパートの屋上から鑑賞した。
趣向を凝らした山車、それにこのパレード名物のバルーン(スヌーピーやパンプキンやら色々な形をしている)が楽しい。
小雨のなか一時間くらい見物。
見下ろすパレードというのは視点がかわり面白かったのだ。