童話で「長靴を履いた猫」というのがあるが、今日みたのは「めがねをかけた犬」。

観測史上はじめてというほど寒い5月の後、6月になったらいきなり夏になり、週末の公園は日光浴をする人であふれる。 芝生の上にシーツを敷いて水着で横たわる二人連れの横にはワンちゃんも。 このワンちゃん、サングラスをしている。顔のサイズにぴったり合っていて頭の後ろはゴムで留める仕組み。 サングラスをした犬は初めてみた。 犬を擬人化して変な服を着せたりするのはキライだけれど、サングラスはもしかすると必需品なのかもしれない。 オゾン層が破壊された今日（こんにち）、犬にだってUVは降り注ぐ。

犬の眼とUVに関する医学的根拠は知らないが、少なくともこの犬は眼鏡をかけさせられて迷惑な様子はなくて心地よさそうに日向で座っていた。

セントラルパークには犬が多い。 今日みかけたこのブラックラブのパピー、とても甘えん坊と見受けた。 信頼できる人がいつも傍にいて安心、という表情がキュート。

家でもきっとこの調子でべったりなのだろうなあ。

いつもの場所を持つ犬はハッピー。いつもの場所と認識されて頼られる人間もハッピー。 どちらの立場がより幸せかというと、意見が分かれるところだろう。わたしだったら後者だが。