2005.07.04 mon
4th of July Fireworks
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Happy 229th!
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毎年恒例の Macy's の独立記念日の花火、ブルックリン在住の友人宅の屋上で鑑賞。
定刻どおり21:20にスタートした花火は、今年は特に大掛かりで打ち上げるのは全部で36,000発との事。
ショウの時間は30分なので一分あたり1,000発以上となる。
花が咲いたような花火や滝が流れるような花火といったクラシックなものに混じり、おおきな星型の花火、円形、立方体、スマイリーといった形のものが面白い。
花火はシャンペン色や赤が多いが、わたしの好みとしてはブルーの花火が一番。
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Today's BGM =
GUSTAV HOLST: THE PLANETS by LONDON PHIL. ORCH. / B. HAITINK
2005.07.05 tue
Flip-Flop
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黒は売り切れ...
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Flip-Flop、日本ではビーチ・サンダルと呼ばれているゴム製の簡単な履物である。
当地では数年前に爆発的に広まり、以降その人気は衰えることなく夏の定番フットウエアとしての位置を確立している。
NYCでは、オフィスでも見かけるほどで、このタイプのフットウエアがこれだけ浸透したのにはいくつかの理由がある。
まず、材質。完璧な耐水性があるので夕立の多いNYCでもこれを履いていればシューズのダメージは心配無用。
次に価格。10ドル前後と手ごろ。シンプルなデザイン、豊富な色といったものも大流行に寄与しているのだろう。
世の中の人々に遅れること数年、とうとうわたしも Flip-Flopを買った。
購入理由は履いていない時のコンパクトさ。履くものを持ち歩かなければならないオケージョンに最適なのだ。
つまり、電車に乗って遠方に行きそこからスケート、といったような場合や、スケートのあとパーティーといったような状況では、スケート中にシューズを持ち運ばなければならない。
スケートの時は持ち物は超ミニマルにしたいので(出来たら何も持ちたくない)、こういった軽量な履物が良いのだ。
わたしの場合、ひとつ問題がある。足の指の間隔が狭くて、thongの部分があまり快適ではない。
こちらでFlip-Flipを履いている人の足元を研究したところ、みんな親指と次の指の間には数ミリのスペースがあるのだ。わたしはゼロ。
よって、いまのところ長時間使用は無理だけれど、でも、これからの鍛錬次第で耐久時間は延びるに違いないと期待しているのだ。
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Today's BGM =
TWO AGAINST NATURE by STEELY DAN
2005.07.09 sat
Sunset : The moon over the river
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Skinny Moon
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夕暮れは一日のなかで好きな時間帯だ。
空の色が刻々と変わっていくのが楽しい。
空が暗くなるにつれ月が徐々にはっきりと見えてくるところも好きだ。
今日の日没は 20:28。日没の時間は一年で一番日が長い夏至(@20:30)とほぼ同じ。日の出の時間は日々遅くなっているが日没の時間は横並び。夏至の日が一番日没が遅いわけでもない。
これが7月の終わりごろから毎日サンセットの時間は早くなりだす。秋にはそれが著しく認識され「秋の日はつるべ落とし」といわれるようになる。
日の出・日の入り時間の推移 (米国ニューヨーク市)
Date | Sunrise | Sunset | Length of Day |
06/21/05 | 05:24 | 20:30 | 15h 06min |
06/28/05 | 05:26 | 20:31 | 15h 04min |
07/01/05 | 05:28 | 20:31 | 15h 03min |
07/09/05 | 05:33 | 20:28 | 14h 56min |
月の出と入りの時間は毎日何十分という単位で変化していくが太陽と地球の関係はもっとゆっくり。
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Today's BGM =
HUNKY DORY by DAVID BOWIE
2005.07.19 sat
宇宙人の秘密基地
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Alien's taste is 'art deco'...
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ダウンタウンの公園の入り口には怪しい施設がある。
電波を集める装置や発信するためのアンテナなどが空高く設置してある。
これはアパートと公園を結ぶ道のゲートのふりをしているが、絶対に、地下に秘密基地がありその通信設備なのだ。
地下には膝が逆にまがる生物がどっさりと居て地球侵略の準備をちゃくちゃくと進めているに違いない。
それにしても、アール・デコな通信アンテナ、宇宙人の趣味は悪くない。
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Today's BGM =
HUNKY DORY by DAVID BOWIE
2005.07.20 wed
36年後の月
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one giant leap for mankind
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満月まであと一日という丸い月がビルの間から昇ってきた。
36年前の今日、1969年7月20日 22:56EDT、人類が始めてあの天体に立ったのだと思って眺めると趣もますます深まる。
ニール・アームストロングは、
That's one small step for man, one giant leap for mankind.
という有名な台詞を発信した。たしかに他の天体に立ったというのは当時の米国の「国力をみせるつける」為には大いに役立った大きな一歩だった。
でも、その3年後にアポロ計画は中止となる。あまりに費用がかかる計画だったのだ。その後、米ソ冷戦も終わり、世界は平和になるのかというとむしろ逆だ。せっかく踏み出した大きな一歩、どういう方向に向いているのだろうか。
今から36年後の今日、人類は地球から月を眺める事ができますように。
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Today's BGM =
APOLLO by BRIAN ENO
2005.07.23 sat
晴れた日には永遠がみえるか
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on a clear day ...
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天気の良い日は水平線の向こうに別の大陸があるというのが実感できる。
天気の良い日はいつもの景色が遠近法の強調により奥行きが増しているようにすら見えるのは、境界線がくっきりしているからだけではない気がする。
視界がクリアになると脳内もすっきりして、そうすると、気持ちもはればれとする。永遠は見えなくても将来の展望は見えやすい。
だから晴れた日は見晴らしの良い場所に出かけよう。
そうして遠くを見ながら体の中のデフラグをするのだ。
永遠が見えてくる。
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Today's BGM =
KICKING CANS by DORI CAYMMI
2005.07.26 tue
時間の伸縮と歪曲
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time flies? no, time zaps ...
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時間の進み方は均一では無い事は立証済みなのだろうか。
朝8時過ぎは進み方が速いのだ。毎朝07:17に起きて08:30に家を出る。
この73分間の時間経過だが明らかに均等ではないのだ。08:30に近づけば近づくほど時間は速く進む。8時を過ぎると時間の圧縮が始まる。
まだ8:10だと思っていると数分後には08:25になってしまう。そして次の瞬間は8:30。
この事実に気づいたのはわりと最近の事で、以降、出かける前にはこの時間収斂を留意して行動するようにしている。
それでも時計の進み方は歪曲もするものだから相変わらず意外な時間に遭遇する羽目がしょっちゅうで時間は手ごわい。
別の説によると、時計の表示が長針と短針によるものではなくて文字式のものに慣れてしまうと残存時間を捉える能力が無くなり、その時間になり初めて目的時間を認識するのだという。
確かに一理あるが、わたしの場合は腕時計は針が回るアナログ表示方式のものであり、出かける時間が近づくと腕時計も気をつけて見ているのだが、しかし時間が歪むことに変わりはないという点の説明がつかない。
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Today's BGM =
DARK SIDE OF THE MOON by PINK FLOYD
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