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20020602
時差ぼけ(Jet Lag)(日本編)横浜中華街
時差ぼけ、正しくは、「時間帯域変化(時差)症候群」( Time zone change syndrome )と呼ばれ、数時間以上の時差がある地域を急速に移動した時に起こる睡眠障害や食欲不振などの身体の不調をいう。
■ 原因 規則正しいリズムで動いている人体の器官が時差によりそのリズムを乱される為に体の機能不調が起こる。 体内時計と現地時刻のずれが原因。症状は個人差があり、多くは睡眠障害が生じ、食欲不振や倦怠感などを伴うこともあるという。 症状は一時的なものだが、通常 2、3日程度の場合から一週間以上続くこともある。 一般的には東回りは辛(つら)いといわれている。 つまり、例えば日本からだったら米国へ行く東回りの方が、米国から日本へ行く(或いは日本から欧州へ行く)西回りより症状はひどいという事だ。 東回りの方が辛い理由は、体内時計の周期に関係がある。人の体内時計の周期は25時間前後だが、それを地球の自転周期である24時間に日々調整している。よって一日を長くする、つまり針を遅らせるのは容易いが、進めるのは苦手となっていると説明される。夜更かしより、早起きがつらいのと同じ理論だという。 体内時計は、哺乳類の網膜と脳の神経が交わる部分にあるそうで、光を感知して時間合わせをするとの事。 他の動物には無いのだとすると、爬虫類や虫や魚は時差ぼけにならないのだろう。 だからといって虫が羨ましいことは全く無いが。 また、時差は胃腸にも影響を与える。胃腸も独自の時計を持っていてそれが現地時刻とずれが生じると時差ぼけの原因をつくることになる。 ■ 対処 時差ぼけの対処法としては、出発前から到着先の時間帯に合わせて生活をする(やや非現実的)、到着時間が昼間なら太陽光線を浴びる(体内時計の調整)、到着したら適度な運動をして現地時間の夜に寝る、仮眠をとる、など諸説ある。 わたしの場合、最も効果的なのは時間帯移動中は食事をしないという方法。つまり機内食は一切食べない。機内食を食べていたころはひどいジェットラグに悩まされたが、食べなくなってからはマネージャブルな症状に軽減された。 今回は、おいしそうな食事についくらくらときて、ちょっとだけ(1/4程度)食べてしまったので、やや時差ぼけが発生している。 ■ 例外 他 何事にも例外があるというのは、この場合も例外ではなく、一般的に東回りが辛(つら)いといわれる時差ぼけだが、わたしは西回りの方が辛(つら)く、ニューヨークから東京に着いた数日間は体調が壊れやすいために注意深い調整が必要となる。 わたしにとり楽な方の東回りだが、それでも、NYに戻って三日目の今日になっても、ぼーっとしている。時間の感覚が麻痺しがちなのは休暇の時の常でもある。そういえば明日から仕事だ、社会復帰の準備の為に体内時計を調整すべく、これから太陽を浴びてくることにしよう。 ----- 日本編 ----- 20020527 横浜中華街
横浜中華街で飲茶(Dim Sum)。ここの飲茶はカウンターに設置された動くベルト状の移動装置の上に乗せられてやってくる。
店の人が独自判断で選んだディッシュが目の前を通過する。気に入ったものがあればそれを取って食べるという仕組み。行った事は無いが「回転鮨」とおなじシステムなのだと思われる。
現物を見て気に入ったらテイクというシステムは合理的なのだろうが、誰も選ばなかったものはどうなるのだろうかと心配になる。
食欲はそんな心配をよそに料理を選びつづけてデザート二皿までたいらげ満腹。
店を出て中華街をぶらぶらしていたら奇妙な声が聞こえる。 声の方向を見るとガラス・ケースの中に入った変なロボットが身振り手振りを交えてチャイナタウンのみどころについて熱弁をふるっている。 そばの地面には紐に繋がれたミニチュア・サイズのパンダのオモチャがうろうろと歩き廻っており、ニューヨークのチャイナタウンとは違い妙に人工的な日本のチャイナタウンの雰囲気に何やらにやしてしまった。 --- ♯ Today's BGM = THE TIME MACHINE by ALAN PARSONS---
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