2002.11.01 fri
Whole Lotta Sweets at work (お菓子がいっぱい)
ハロウィーンから一夜明けた11月の第一営業日は伝統的にオフィスにお菓子が溢れる。
前の晩に小さなお化けたち(近所の子供)が来た時の為に用意した物の残り、自分の子供が近所から貰ってきた戦利品の余剰品などを会社に持ってくる社員の提供なのだ。
Snickers、Baby Ruth、Peanut Butter Cup、KitKat、m&m、他の様々な種類のスゥィーツを入れたバケツがキャビネットの上などに置かれている。中でも人気の的だったのがモンスター姿のキャンディー。わたしもふたつ貰ったがこれは勿体無くて食べられないでいる。
フランケンの足元の愛らしさは何回みても微笑んでしまうのだ。
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Today's BGM = WHOLE LOTTA LOVE by LED ZEPPELIN
2002.11.02 sat
そこだけドアで紅葉狩り
デジカメとMP3プレーヤーを入れたバックパックを背負って小雪の中セントラルパークへ。
そろそろ紅葉が見られる頃だと思ったからなのだけれど、公園内の殆どの木々は緑の葉っぱのまま。でも、以前から目をつけていた木は紅葉していて、そこだけドアで秋がやって来たという感じだった。
セントラル・パークは明日のニューヨーク・シティー・マラソンに備えてループ(公園内の道)をところどころ通行止めにして観戦者の階段状座席を設置したり歩道橋みたいなものをかけたりと舞台のセットアップ中。
歩道橋のかかったセントラルパークはちょっと表参道みたい。こういった舞台装置には全て大きなタイヤがついていて何処からか運ばれてきたもので専用業者がいるのだろう。歩道橋というものはニューヨークには無いので珍しい景色だった。
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Today's BGM =
I'M THE MAN by JOE JACKSON
2002.11.03 sun
33rd NYC Marathon
今日はニューヨーク・シティ・マラソン。11月の第一日曜日に毎年開催される。今年で33回目となったこの競技だが、1970年の第一回では地域の住民が集まりセントラルパークを四週ちょっと回るというローカルな競技だったが、その後、コースは市内を走るようになり参加者も増えいまや世界中からランナーが集まる国際的なレースとなっている。
第33回NYCマラソは走るのに程好い天気になった。
世界98ヶ国から集まった3万人以上のランナーで、スタッテンアイランドのスタート地点は日本のラッシュアワーの電車並の混雑。すぐにヴェラザノ・ブリッジを通りブルックリンにわたる。やわな橋なら落ちてしまいそうな人、また人。ブルックリンを横切りクィーンズ、マンハッタン、そしてブロンクスと 5 Borough(NY市を構成する郡)全てを通って再びマンハッタンに戻りセントラルパーク、Tavern on the Green の前でゴール。男女とも一位はケニヤの選手で夫々に賞金 $80千ドルとポンティアックが授与された。
今年の参加者は、31,932人。男女構成比は約2:1。マラソンという競技自体は長い歴史があるものの、女子がマラソンを走るようになってまだ30年と日が浅い事から、こういった状況になっているのだそうだ。
参加資格は18歳以上で上限は無く、今年の最高齢は98歳だという。
完走者の最高齢はオランダから来た80歳の男性で、記録は5:03:44。年齢を問わずに楽しめるこのイベントの参加費は70ドル。
NYC Marathon Offical Site
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Today's BGM =
NO SECRETS by CARLY SIMON
2002.11.04 mon
Sweet inspiration (赤い方が甘いらしい)
マンハッタンの木々はまだ緑の葉が多くてたまに色づいた木を見かけても黄葉のものが殆どだけれどちょっと北上すれば紅葉がきれいらしい。
NYの郊外に住む同僚がかえで(メープル)の葉っぱを持ってきてくれた。様々な色はどれも美しくまさに自然の芸術だ、とうっとり眺めた。
「糖分の多い木が赤い葉っぱになるのですって」その同僚が言う。
ならば、赤い葉っぱの木の幹にちょっと切れ目を入れてメープルシロップを摂取したら、と勧めてみた。自家製メープルシロップなんて素敵ではないかと思ったのだが、この「甘い考え」はまだ説得には至っていない。
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Today's BGM =
THE VOICE OF SPARROW by EDITH PIAF
2002.11.06 wed
Election 2002
昨日、11月の第一火曜日はエレクション・ディ。今年は中間選挙にあたるので選挙運動もそれなりの盛り上がりを見せていて事前予想どおりの接戦となったが結果は予想を越えた意外なものとなった。
従来、大統領の与党は中間選挙では議席が減ることが多く米国民のバランス感覚の表れだと見られていた。ところが今回は、与党・共和党(Republican)が下院の多数派を維持したのみならず、上院でもそれまでのマジョリティーだった共和党(Democrat)から過半数を獲得して圧勝という結果になってしまった。ニューヨーク市では反戦、リベラルの発想は自然なものなのだが、それ以外の全米ではイラクをはじめとして邪魔者は片端から叩き、自分たち(米国)こそが世界唯一の正義と信じて疑わずブッシュをサポートするというのが大多数の姿勢であることが証明された。
共和党にとり歴史的な勝利となった今回の選挙結果に国民の信任を得たとして得意満面のブッシュ政権は、これからは更にやりたい放題になるのだろう。
11月6日の朝時点での開票結果は以下のとおり。
上院 (U.S. SENATE)
未確定分 2票
|
New
|
Prior
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Democrat
|
46
|
49
|
Republican
|
51
|
49
|
Ind./Other
|
1
|
2
|
|
下院 (U.S. HOUSE)
未確定分 4 票
|
New
|
Prior
|
Democrat
|
203
|
210
|
Republican
|
227
|
223
|
Ind./Other
|
1
|
2
|
|
州知事 (GOVERNOR)
未確定分 3 票
|
New
|
Prior
|
Democrat
|
23
|
21
|
Republican
|
24
|
27
|
Ind./Other
|
0
|
2
|
|
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Today's BGM =
BORN IN THE USA by BRUCE SPRINGSTEEN
2002.11.07 thu
ペスト
その日の天気予報をチェックするために毎朝テレビで決まったニュース・チャンネルをみる。
今朝もいつもどおりテレビを点けたら、信じられないような言葉が聞こえてきた。
「ニューヨーク市でペストの患者がみつかりました」
患者は53歳の男性と47歳の女性の夫婦、マンハッタンでのペスト発生は100年ぶり以上になるのだそうだ。女性の病状は安定しているが、男性は危険な状態だとのこと。
黒死病とも呼ばれるペストは14世紀のヨーロッパで25百万人の死者を出したことで知られるが、最近は抗生物質による治療法が確立されており心配することはない、また、空気感染は無くネズミを介して伝染するので広まる心配も無用だとオフィシャルはアナウンスしている。
ニュースを聞いた途端に脳裏をよぎったのはもちろん生物兵器の恐怖。イラクは以前から生物兵器の存在がディテクトされているし、北朝鮮も核より強力な兵器の存在というものを仄めかしている。天然痘が来るのだと思っていたがペストとは意外だ、と思った。
尚、発病が確認されたカップルはニューメキシコ州からの旅行者で金曜日にニューヨークにやってきたが、高熱と頭痛の為に火曜日に病院で診察を受けたところペストの疑いがあるために直ちに隔離されたのだという。ペストは、現在でも全米で一年に10人から20人、全世界では1,000人から3,000人ほどの発病が認められているのだそうだ。米国ではニューメキシコ州は発病の例が多く、過去の米国内発症の約半数は当該州だという。現在、ニューメキシコ州にある患者の自宅で発生源の確定などの調査しているところとの事。
多分、単なる不運な旅行者なのだろう。折角の旅行なのに病気とは気の毒な事だが、住民にとってはテロではなくて良かったと取敢えず胸を撫で下ろしたのだった。
一昔前だったら、「ペスト患者が出た」と聞いたら、一昔前だったらおそらく「ネズミに注意しなくっちゃ」とか「消毒しなくっちゃ」とか思ったのだろうが、現代のマンハッタンでは「バイオテロかっ!!」と恐怖に怯えるのである。時代とともに病気に対するリアクションも変遷するのだ。
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Today's BGM =
TRANS by NEIL YOUNG
2002.11.09 sat
落葉
散り敷いた落ち葉は絵になる。その命を終えて木から落葉したものなのに人に喜ばれる。小さな子供が落ち葉を踏みしめて歩いていた。Allman Brothers Band の
Brothers and Sisters のアルバムカバーがフラッシュバックしたようで傍にいた親と思われるひとに許可を得てから撮影。
今日のニューヨーク地方はマイルドな天気と紅葉シーズンということでセントラルパークはいつもの様なスケーターやバイカーの他に、沢山のカメラやビデオを持った歩行者で賑わっていた。
カメラもビデオも無い昔はその時に目に見えるものをゆっくりと楽しめたのに今は映像にキャプチャするのが忙しくて実際の景観は昔の人より楽しめなくなってきている。その分、画像を後で何回も楽しめる訳だが、本物ライブは一回しか無くて、複製を何回も楽しめるのと、本物を一回楽しめるのとどちらが人間的な充実なのかはクエッションだ。
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Today's BGM =
BROTHERES AND SISTERS by THE ALLMAN BROTHERS BAND
2002.11.10 sun
深まる秋 〜 ミスマッチな景色
朝から17度もあり最高気温は19度という夏の様な日になった。
軽装でアウトドア・アクティビティーを楽しめる秋のボーナス・デーみたいな感じだけれど、景色も夏になるかといえば勿論そんなことは無くて秋が深まっていく様子が気温とミスマッチ。
◇
人生がイヤになったという絶望的な気分になるのがパッキングをしなければいけない時。
数だけはこなしているのにちっとも上達しない。世の中には達人と言われる人も多いがわたしは一生パッキング・ビギナーから脱っする事が出来ないという運命なのだろう。
実際に着手してしまえばたいした時間もかからず出来上がるのだけれど、何故か非常に苦手。出来上がった時の安堵感に眠くなる。
トランク:
・ おみやげ(チョコレート他) / ランニングシューズ / ランニングショーツ / インラインスケート / ビデオ・テープ
手荷物(Carry on baggage):
・ パスポート / Air Ticket / Green Card / 薬品(Aspirin、Allegra)/ デジカメ
・ VAIO / デジカメ転送用USB ケーブル / モジュラー・ケーブル / AC アダプタ / 充電器&充電池(6本)
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Today's BGM =
BEETHOVEN SONATA No. 5 in C Minors by GLENN GOULD
2002.11.12 tue
6千マイルの移動
つぶれる寸前のユナイテッド航空のマイレッジが6万マイルたまったのでスターアライアンスの全日空の太平洋線往復航空券に交換、日本での休暇とした。
無料は良い。全日空に乗るのは二回目だけれどフライトアテンダントは女性が殆どで、今回も男性は一人のみ。航空機は747-400。座席のピッチが広げてあり脚が伸ばせてなかなか快適。
前回ANAで出た一般機内食はまずくて食べられなかったが、今回頼んでみたスペシャルミール(レギュラー・ヴェジタリアン)はきわめて美味。
時差ぼけ対処の一環として時差のある地点の移動の際は機内では食事を摂らないことにしているのだが今回は禁を冒してたべてしまった。
サービスの内容などはユナイテッドの方が好みにあうが、ロングポーションの飛行の場合、もっとも重要なのは居住性なので、その点、ANAの脚が伸ばせる座席は得点が高い。
13時間かけて移動する6000マイルも苦痛を感じなかったのだから。
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Today's BGM =
CAT TRICK by LAUREN WOOD
2002.11.18 mon
高尾山
高尾山(標高599メートル)は新宿から京王線で乗り換え無しに行けて交通の便が良い。昇るのは今回で三回目。
コースは、全部で7つ。うちふもとから昇るのは「一号路」、「六号路」および「稲荷山コース」の3種類となっている。
一号路は殆どの部分が舗装ということで面白くないので山道っぽい六号路をコースとして昇り始めた。
昇り勾配も程好いものだったのだが、徐々に道が細くなりとうとう道幅は靴一足分くらいで右側は大木、左側は断崖絶壁というところに出くわした。高所恐怖症の身には辛いが下りはもっと怖いので戻る事もできず上を見ながらクリア。途中、沢の中を歩いたりするコースで夏向きかもしれない。山頂近くにある258段の階段はガイドブック等には難所的な扱いとなっていたが実際のところはたいした事のない階段で一気に上がれる。山頂部分からは重なる尾根の景観が楽しめる。おでんがおいしい。
帰り道は途中からケーブルカー(最大勾配 31度18分、日本で一番だそうだ)を利用。下り道は好きでないので都合が良い。六号路は断崖絶壁が怖いので次回は稲荷山コースで昇ってみたい。
交通: 京王線新宿 - 高尾山口 約50分、370 Yen。
情報:
高尾山公式ページ
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Today's BGM =
KOELN CONCERT by KEITH JARRET
2002.11.19 tue
野川公園
都立野川公園はJR三鷹駅から小田急バスで約15分。もとICUのゴルフコースだったところを都が80年代に買い上げて公園にしたというだけあり広い芝生が特徴。芝生にはフィールドアスレチックが設置されていて楽しい。周囲には雑木林や小川もあり東京にいることを忘れる。
好きな公園のひとつで過去にも訪れたことがあるが紅葉の季節は今回が始めて。様々な色の木の葉が目を楽しませてくれた。
この公園にインラインスケートが出来るコースがあるのを知ったのは帰ってきてから。次回はぜひスケートを持って行きたい。
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Today's BGM =
GRAND BLEU by ORIGINAL SOUND TRACK
2002.11.20 wed
様々な紅葉: 昭和記念公園 〜 秋川渓谷の「黒茶屋」
今年は紅葉の当たり年なのか、行く先々で色づいた葉の美しさに出会った。東京の銀杏はまだ殆ど緑だったのに一時間ほど離れた立川では見事な黄色になっていた。
立川昭和記念公園は好きな公園でたびたび訪れているが、散り敷いた落ち葉の上をレンタルバイクでサイクリングできるという人生でも滅多に無いようなチャンスに出会ったのは今回が始めて。
立川から五日市街道を車で40分ほど、秋川渓谷近にある「黒茶屋」は山の中に突然登場する憩いの場所のような食事どころ。
おおきな水車が回る入り口を入って中に進むと竹林や樹木、草花の豊富な敷地の中に和風建造物が現れる。
250年前庄屋造りの館は年季のはいった太い梁がビューティフルで圧倒される。まるで千と千尋の世界に迷い込んだような不思議さ。
料理は野菜、きのこや魚の炭火焼が主体の山里料理。
備長炭でじっくりと焼かれる新鮮な食材の美味しさ、窓の外にみえる庭の景色、清流のせせらぎ、時計の針の動きが止まる素朴でくつろいだひとときは都会では味わえない贅沢なもの。
昭和記念公園
www.ktr.mlit.go.jp/showa
黒茶屋
www.kurochaya.net
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Today's BGM =
GUITAR ON THE GO by WES MONTGOMERY
2002.11.22 fri
ヨドバシカメラ
いつものように今回もヨドバシ詣に出かけた。西口に行く都度ヨドバシカメラの占める比率が高くなっていくように見受ける。マルチメディア館から見渡す限りという感じでヨドバシが続く。
美しさの欠片も無い店構えだが中に入ればぎゅうずめレイアウトの豊富な品揃えに楽しくて丸一日でも過ごせそう。あれこれ部品その他を買ってから見ると店の外観もそれなりにキッチュで独特の新宿文化にみえたのだった。
♯
Today's BGM =
LET'S GET IT ON by MARVIN GAYE
2002.11.26 tue
再びパッキング
帰りのパッキングは荷物が増えるので大仕事となるのが常であり例外は無い。でも、今回は達人が助っ人としてかけつけてくれたので問題なく終了。わたしはスクラッチから詰めてくれた達人の様子を傍でみていただけ。
手際よく詰められていくが、達人がしきりに気にしていたのは隙間なく詰めて途中で動かないという点。輸送の途中で動くと物が壊れることもあるからだろう。尚、驚いたのは帰宅してトランクを開けたら、詰めたときと全く違わない状態だったという事であらためて達人の技に敬服したのだった。
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Today's BGM =
WHAT'S GOING ON by MARVIN GAYE
2002.11.27 wed
お台場 or 未来都市オダイバ
新橋から「
ゆりかもめ」に乗り「お台場」へ。
ゆりかもめは「株式会社ゆりかもめ」により運営される交通システムで路線は一見モノレールのように見えるが
車輌はゴムタイヤを使用しているので走行音がみょうに静か。
遠隔操作による無人運転のため先頭まで客室。もちろん一番前に乗り込み東京湾の景観を眺めて新橋から約15分で台場駅に到着。お台場はフジテレビの社屋で有名だが他にも展示場、レストラン街、ショッピングモールなどが東京湾を埋め立てた広大な敷地に点在する。フジテレビの25階展望台に上がってみた。鳥瞰図的視野がひらけ地上から見ると面白みの無いレインボウ・ブリッジも地上120メートルからだと少しだけ美しい。
フジテレビのビルから歩いて10分ほどで
パレットタウン。ここはエンターテインメント・コンプレックスでメガサイズのゲームセンターのほかに新車の試乗が出来るトヨタのショウルームなどもある。大きな観覧車があり最大高115メートル、直径100メートルを約16分かけてまわる。一台6人乗りだが相乗りは無いとのこと。丁度夕暮れ時で刻々と変るグラデーションの空の色に照らされた未来的な建造物群は不思議でゆったりとした雰囲気。
幕末期には大砲の台が並んだことからその地名がついたお台場も今はオダイバと書いた方が似合うようなフューチャーリスティック・ルックな地域に変貌していた。本当の未来でもこんな空がみられたら良いな。
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Today's BGM =
I ROBOT by ALAN PARSONS PROJECT
2002.11.28 thu
雲の上の空 〜 Thanksgiving
ANA(全日空)の成田〜ニューヨーク便は出発時間が早いのが欠点。11:00のフライトに間に合わせる為に自宅を出たのはまだ朝が明けきらない6時半前。そんな思いをして到着したのに出発直前になり「使用する航空機の読書灯とFA呼ボタンが故障のため」遅延と発表される。結局テイクオフは定刻の95分遅れ。JFKを出るときも遅れたANA。UAは常に定刻どおりだったので太平洋線のフライトというのはそういうものだと思っていたのでちょっと不機嫌になる。
終始昼間状態となる行きと違い帰りはあっという間に夜になる。地上10,000メートル超、雲の上の星はそれは美しい。地上から見る星と全然ちがって光がシャープ。星と自分の間の空間をじかに突き抜けてくる光線といった感じ。
星を見るのでNRT-NYは寝てばかりもいられないと思っているうちに、すぐに朝になりJFK到着。この空港はバゲージが出てくるのが早く、飛行機が着地した40分後にはタクシーの車内でマンハッタンの自宅の住所を告げていた。
うっかりしたのは、今日の午前中は Thanksgiving Day Parade があるという事。朝9時にマンハッタンの77丁目(at Central Park West)をスタート、コロンバスサークルでブロードウェイに曲がり34丁目までを巨大風船などをあしらったパレードがマーチするという毎年恒例のもので、ケネディー空港から自宅への道のりの途中を横切る。ドライバーは「Problem」なんて言うが、どうという事は無い、30ブロックほど遠回りすれば良いだけである。空港から自宅の居間までは35分で着いたのだからいつもより早かったくらいである。
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Today's BGM =
DIANMOND LIFE by SADE
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