日曜日の朝だというのに、アラームクロックの音がわたしの安眠を妨害した。

昨晩まちがえてセットしてしまったのだろうか、と思いながら、いつものように手を伸ばして時計のアラーム機能を止めるボタンを操作する。 しかし、音は一向に止まらない。けたたましい騒音を撒き散らしているではないか。 寝ぼけて違うボタンを操作をしたかと、今一度ボタンを確認のうえカチリとアラーム解除にする。

しかし音は鳴り止まない。次の瞬間、「You've reached 212....」という聞きなれたレコーディングの声。 アラームクロックの音だと思ったのは電話の呼出音だったのだ。いくら時計のボタンをいじっても鳴り止むわけがない。

電話は、留守電に繋がった途端にメッセージを残さずに切れたのでマーケティング・コールだったのだろう。 日曜日の朝から非常識なことだ。しかし怒る間もなく再び眠りの世界に戻ったのは言うまでも無い。睡魔は勝つ。

Last Modified: Sun Mar 31 21:46:04 2002

朝のコーヒーとパンを買い近くのデリに出向いた。

注文して待っていると、次のヒトがやってきてサンドイッチの注文をしている。 マッスルシャツを着てボディービルダーらしい体格を誇示しているようにみえた。 注文し終わると彼は、何といきなり踊り始めた。

店に流れているミュージックについ反応してステップなど踏んでしまうとかそういうのではない。 何しろ、その店には音楽も何もかかっていない。その彼は音楽も自演。ハミングのような鼻歌のようなものを歌いながら5秒ほど踊ったのだった。

品を受け取りレジに並ぶと、再びマッスルシャツのダンサーと一緒になった。彼はそこでも再び踊ったのだった。 それもまた5秒くらい。踊り終わると何事も無かったかのように黙って並んでいるので、まるで、映画のサブリミナル効果を狙ったインサートかなにかではないかと思うほどだ。

Modified: Sat Mar 30 22:43:52 2002

ランチは会社の近くの店にカレーを食べに行った。
FIFTH AVENUE を５ブロック南下するのだが今日はあいにくの晴天で超まぶしい。乱視なのでまぶしさには弱いのだ。それなのに今日はサングラスを忘れてきてしまった。 でも、東側の歩道（FIFTH AVENUEは南北にはしっている）は幸いなことに日陰になっているのでそちら側を歩いて店へ。

おいしいカレーを食べて、帰り道。連れが書店に寄りたいというので通りを渡ろうとしたら

「向こう側はまぶしいでしょうからもう少しこちら側を行こう。」

などという。 相手の立場になって物を考えられる優しいヒト。でも、わたしの応えはというと、

「大丈夫、だって、帰りは太陽が後からだから。」

なるほどー、という事で大笑いした昼休み。

Modified: Fri Mar 29 21:48:39 2002

昼休み、会社から歩いて10分ほどのところにあるパスタの店へ。
ここは、7種類のパスタと11種類のソースから好きな組合せを選び、オプションで揚げたカラマーリ（タコ）、揚げたナスなどのトッピングを追加という、カスタマイズできるパスタが魅力なのだ。 ランチタイムはすぐに満員になるので12時に行かないとテーブルを待つために行列することになる人気店。

わたしのいつものチョイスは、ボウ・タイ・パスタ（蝶ネクタイ型のパスタ）、ウォッカ・ソース（トマト、オリーブオイル、ガーリック、マッシュルーム、ヘビークリームにウォッカを加えたピンク色のソース）、それにフライド・カラマーリのトッピング。パルメザンチーズをかけておいしく食べる。ボリュームもたっぷりで満足。

Nino’s
39 West 46th Street / TEL: (212) 719-4015

Modified: Thu Mar 28 20:08:24 2002

昨夜の強風を伴った雨がすっかりあがり快晴となった朝。出勤の途中で、いつものフルーツスタンドが店を出していた。

「I haven’t seen you for a while (なんか、久しぶりだね)」
  と声をかけたら、
「天気悪かったから」   とのこと。

天気が悪いと仕入れがうまくいかないのか、それとも、天気が悪いときは彼が働きたくないのか。茶色い洋ナシ二個購入。

Modified: Wed Mar 27 21:09:42 2002

日曜日に終了した確定申告書、郵便局に持っていく前にもう一回みなおそうと封筒から出して唖然とした。

申告書に貼り付けた住所氏名が印刷されたラベルがラベルの両端がふんわりとめくれていて剥がれそうな予感。 IRSから送られてきたパッケージに「これをはがして使うように」と付いてきたものなのに。 妙に厚い紙質のラベルだなあと思って貼り付けたが、申告書の紙質と全くあわずにはがれてくるのだろう。まるでスルメイカみたいにくるりと丸まっている。

スコッチテープで両脇を貼り封筒に入れなおした。まあ、住所氏名を書いたラベルがはがれてもSSナンバーは紙にじかに記入してある（素人っぽく見えるように、申告書はわざと手書きにしている）のでどこの誰の申告書かは分かるのでクリティカル度は低いとはいえ、申告書を使うIRS（内国歳入庁）の部門で、あちこちではがれたラベルで大騒ぎになる様子が目に浮かぶようだ。

Modified: Tue Mar 26 18:48:34 2002

いつもに増して眠い月曜日の朝。ゾンビ状態で出社、コーヒーを飲んでもまだ目がぼーっとしている。

他にも眠そうな人が多いオフィスだった。何故かと言うと昨晩のオスカー。開催地から三時間の時差がある東海岸だと終わったのは25時近く。 ふだんでも起きている時間だけれどテレビを四時間半も注目して観ておきていたので目の酷使度合いが違う。

今年のアカデミー賞授賞式は United We Stand への alternate approachだったな、というのが感想。 去年までのエンターテインメントとしての「映画の祭典」から「映像を通してスピリット（元気）を伝える」といったテーマを持つトータル・ショウに変っていて、わたし的には今まででいちばん面白かった。 いつもは「ながら」で観ているのが、今年は集中して観てしまった。心は気持ちよくなっても目は疲れた〜。

Modified: Mon Mar 25 20:51:52 2002

２〜３週間にわたり作業を延ばしていたTAX RETURN（確定申告）書作成をようやく終えた。

Turbo Taxなど市販のソフトウエアも50ドル前後で売られているが、わたしは手作業派で、ハンドメイドのアプリケーションを使う。 税率や新しい法制度などについて2001年度の情報をアップデートしてから入力、計算、決まったフォームにうつして出来上がり。 約２時間で連邦フォームと州・市フォーム終了（どちらも還付という結果なので、もっと早くやればよかった）。 こういった作業は根が嫌いではないので始めると時間の経つのを忘れて没頭してしまう。終わったときの達成感はかなり気持ちよく満足の日曜日となった。

夜はTVでオスカー鑑賞予定。

Modified: Sun Mar 24 16:34:26 2002

木曜日に東京の親から届いたビデオテープでもみようかとケースから取り出したところ、何となくいつもと違う感じがした。 さらに良く観察してみたところ、リールに該当する部分にくしゃくしゃになったテープがからみついて巻き込まれている。

やれやれ、と思いながらも、テープの脇の小さな突起を指で押えてテープ・ロックをリリース、テープを緩めてみようと試みたが、しっかり巻き込まれていてびくともしない。 すこしテープを引き出してから、悪いところを切除してスプライシングしようと思ったのだが、これではダメだ。 面倒だから棄ててしまおうかとも思ったが、添付されている録画内容一覧を観ると観たい番組が含まれている。

これは、開腹手術を行うより無い。テープを裏返し、四隅、及び真中上部にある小さなビス計５本を外す。ケースは簡単に上下に別れそうだ。 そこで全体を手で押えて裏返してケースを外す。リールに絡まっているテープを丁寧にほどく。シワを伸ばして空リール側にまきつけていく。 ダメージ部分を全て巻き取り、元通りにケースを被せてネジも元通りに。

VCRに入れたところ聞きなれた音がして正しくロードされたのが分かる。プレイを押すとちゃんと画像も音も出るし、イジェクト・ボタンを押せば普通に飛び出す。 手術成功！ 折角だからと、ビデオ三昧で夕方から夜を過ごしてしまい、TAX　RETURN（確定申告）は再びモラトリアム状態となった。

Modified: Sat Mar 23 22:05:21 2002

午前中の会議が長引いてランチの約束に間に合わなかった（時間ぴったりに行かないと混んでしまう場所）。

そこでおなじ会議に出席していた同僚をインド・レストランに誘ってみたところOKとなった。

インド料理はわたしにとっては最も好きな料理のひとつなのだけれど、周囲におなじティストの人が居なくてめったに行くことが出来ない。 でも、今日は会議が長引いたおかげで大好きなインディアン・ランチとなり大満足。

おかわり自由のバフェット・スタイルなので量もたっぷり。夕方になっても空腹状態にならずに済み、残業も機嫌よく出来た。

Bombay Palace
30 W 52nd St, NYC / Tel: (212) 541-7777
map


Modified: Fri Mar 22 23:16:54 2002

ランチは、「Vie de France」というベーカリーのサンドイッチ。

名前はフランス風だが実は日本の山崎パンがNYに出している店。焼いたパンのサンドイッチ、ホットドッグ用ロールに挟んだツナサンド、クロワッサンなどから、コロッケ・パン、焼きソバ・パン、メロンパンまである。 今日のセレクションはフィッシュサンドイッチとチキンカツ・サンド。フィッシュサンドイッチは白身の魚のフライがバターロールに挟んである。タルタルソースのほかに刻みキャベツも一緒に挟んであるのが日本式でうれしいのだ。 それからチキンカツ・サンドイッチ。こちらは焼いた食パンでトマトやレタスなども挟んである。 デザートにメロンパン。全てとても美味しくいただきました。食べ終わってからあることを失念していたことを認識。

    「あ、パンの厚さを計るのわすれた！」

巷で話題になっている食パンの厚さを計測したかったのに。記憶だと１センチ強といったところだったように思う。

Vie de France
342 Madison Ave. / Tel: (212) 661-4030
(Madison Avenue, bet. 43rd & 44th Streets )　map


Modified: Thu Mar 21 22:23:46 2002

朝から雨。オフィスはあちこちに傘が広げて乾してある。

午後になると乾いた傘はたたまれて鞄などに仕舞われることになる。 そして夕方の離社時間。外はまだ雨。

    「傘、ほすことなかった・・・」

何処からか聞こえてきた誰かの声。わたしも心のなかで （ 同感！ ） と呟いた。

Modified: Wed Mar 20 19:10:13 2002

朝、クリニックに寄ってから出社。目的は花粉症のクスリ（アレグラ）の処方箋。 米国では、ちょっとしたクスリは医師の処方箋が無いと買えない。 実は、まだ少し手持ちが残っているのだけれど、来月から会社の医療保険が変り自己負担分が増えることになるので今のうちにゲットしておこうというもの。

「前回は9月でしたね。」と先生。「健康診断を受けるようにと話したのだけれどまだ受検していませんね。」予想通りこの話題が出た。 「保険が・・・」と訳のわからない言い訳をしてそさくさとクリニックを後にした。

Modified: Tue Mar 19 21:20:17 2002

「Sさんの友達がペットショップに勤めていて、その店がつぶれてしまったそうです。 もらい手がいないと明日処分されてしまうそうです。 犬が好きな人、大至急内線ＸＸＸＸのSさんに連絡してください。
種類は 普通にペットショップにいるものは大抵そろっているようです。 値段は もちろん タダです。」

こんなメールが転送されて来たけれど、差出人の所在地は東京。明日中には取りにいけない。 電子の世界では地球上には距離感がなくなったけれど、アナログ世界ではまだ遠い。 それにしてもかわいそうだなあ。ショップの動物、全部貰い手があると良いなあ。

Modified: Mon Mar 18 23:48:40 2002

昨晩は予定したとおりに会社の仕事をちゃんとやって日にちが変る直前に送信を済ませた。 日曜日に出勤するといっていた相手の出社時間がどんなに早かろうと読めるように。

ところが一晩経ってから思い出したのが、相手のメール環境。件のメールサーバーは週末にメンテだかハード交換だかが予定されていたという事。 昨日送ったメールは着いていないかもしれないなあ、と思っていた。しかし午後になり先方より受け取った旨のアクノウレジメント受信。一安心。

・・・

再びベトナム料理。今日はベトナム風チャーハン。一食分 $6.95は高いような気もするがおいしいので許す。

Modified: Sun Mar 17 16:15:23 2002

東京の親から小さな包みが届いた。

中身はお煎餅。 先日の電話で、沢山貰ったのでおすそ分けすると話していたものだろう。 三種類入っていいて、二つがサラダ揚げで「メンタイ」と「カレー」。もうひとつは柿の種という組み合わせ。 早速すこしだけ味見。「メンタイ」はぴりっとしておいしかった。柿の種もまあまあ。 でも、「カレー」はちょっと困った。食事のカレーは大好きなのだけれど、スナック菓子のカレー味は苦手なのだ。 ためしに食べてみたが、やはりどうも馴染めない。取敢えず冷蔵庫に仕舞った。食べるものが何もなくなった時には食指もうごくかもしれない。

Modified: Sat Mar 16 23:42:45 2002

会社のコーヒーメーカーが壊れているので外にコーヒーを買いに出ることになる。

朝は出勤の途中で買うが、二杯目以降はわざわざ買いに出かけなければならない。 選択肢は、Au Bon Pain、Starbucks、など有名店もあるが、わたしのお気に入りはビルの地下にある何気ないニューススタンドのコーヒー。 ミディアムサイズで75セント。

一日に何回も買いに行くものだから二日目にして店のひとに覚えられて「今日はまだ二杯目だね」などといわれるようになった。

夕方近くになってラウンジのコーヒーメーカーが復活したが、買ってくるおいしいコーヒーになれてしまい会社のコーヒーはちょっと飲めない。 すぐに慣れるだろうけれど。

Modified: Fri Mar 15 21:00:49 2002

先月から行われていた当局による検査が本日終了。

いままでの感触で、わたしの分野に火の粉がかかる心配は無さそうとは思っていたものの、 EXIT MEETING（検査講評）が終わる迄は安心は出来ない。しかし、特段の指摘事項もなく安堵。 今夜は安眠できそうだ。

Modified: Thu Mar 14 21:25:13 2002

11時に某顧客が小切手を持ってやってくる事になっていた。

受け取った小切手は事務担当にわたし、その先の処理が行われるのだけれど、今日は事務担当のマネージャーが休み。 ちょっと特殊な処理が必要なので部下では分からずマネージャーに頼まねばならないのだ。 翌日には出てくるのでわたしが一晩小切手を預かることになるので嫌だなぁ〜と極めて気が重かったのである。

ところが、今朝になり先方から「都合が悪くて今日は行けなくなった。」と電子メールが来たではないか。素晴らしい！ すっかり気分が明るくなった。 違う日だったら良いのにと強く願ったのが通じたのに違いない。これからは念力を鍛えることにしようと思った次第。

Modified: Wed Mar 13 22:29:42 2002

あちこちで花粉の季節が始まったという嘆きの声が聞こえる。

「週末から鼻や目がかゆくなり始めた」

というのがニューヨーク市ではティピカルなタイミングの様だ。しかし、わたしはというと会社のあるビルディングにアレルギーがあるのでほぼ一年中にわたりアレルギーのクスリを服用しているために少しくらいの花粉では何ともない。何が幸いするかわからないものだ。とほほ。

Modified: Tue Mar 12 21:58:16 2002

ひさしぶりの歯科医。

ドアを開けたとたん「久しぶりねぇ、二年ぶりくらい？」なんて気さくな先生はユダヤ人。杉浦千畝にビザを出してもらって助かった人の子供で奥さんは日本人。 今日のビジットの目的は六ヶ月定期点検。ただしわたしは随分さぼってしまい、18ヶ月ぶりらしい。椅子に座り口をあけると「おお」と感嘆の声、「とってもキレイ！」といつものようにお褒めのお言葉。チェックの結果、わるいところは何処も無し。 クリーニングをして 15分で診療は終了。電動歯ブラシを使う前は、六ヶ月ごとにあちこちの不都合が発見されて都度、治療にむすびついていたのだ。だから、褒められる真の対象は BRAUN の歯ブラシなのだ。

Modified: Mon Mar 11 21:31:29 2002

ここ2週間ほど通じなかった[@lunarmagic.net] のPOP3メールは今日から復活。
通じなかった理由は、サーバの会社が M&Aの結果、サーバーをmigrate して、その際に吸収された側の会社のサーバを借りていたユーザは再登録が必要だったということが知らされていなかったというのが事情だったのだ。 最初はシステムダウンだろうと思っていたが、あまりいつになっても治らないので照会メールを出したらすぐに回答がきて事情がわかった次第。

不通の間は別のメールサーバーを使っていたので、特段の不都合はなく2週間も放置していたのだ。今度のシステムはコントロールパネルも充実しているし web mail機能も付加されて全体的に大幅パワーアップしている事がわかった。 メール以外にも、WWW（Web Page）が異常に重かったりしょっちゅう繋がらなかったりした状態は今は改善されており、いろいろの不都合は統合の影響で、リソルブされたのだとしたら、検討していた移転はナシにして良いなあなどと考えている。

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」is the proverb to describe myself.

Modified: Sun Mar 10 17:01:08 2002

耳がちぎれそうになった事ありますか？　
一般的にうんと寒い時に「耳がちぎれそう」というけれど、それとは別。わたしの場合、ぴったりした首周りのかぶりの服を脱ぐときに、耳がひっかかって千切れそうになることがある。昨日着ていたTシャツはぴったりとした首のラインがわずかにハイネック気味でとても気に入っているのだけれどひとつ欠点がある。それは伸びが悪く、脱ぐときに耳が思いっきり引っ張られて耳がちぎれる寸前となる。そういう訳で今日は耳が痛い。やはりこのTシャツは棄てよう。気に入っているのだが耳がちぎれては元も子もないもの。

Modified: Sat Mar 09 15:44:15 2002

冨士銀行ＮＹの人と話した。 つい最近、マディソン街の仮店舗への引越しが済んだばかりなのだ。

    「引越しは意外にカンタンなんです。
    何しろ荷物が殆ど何も無いのですから」

説明する行員は笑顔だったが、しかしわたしは返す言葉が無かった。 前回のテロの時とちがい、今回は持ち出すものもほんとうに何もなかったのだと改めて思う。

Modified: Fri Mar 08 20:01:49 2002

社員の配偶者について「老けた感じの人」とコメントした人がいた。 会ったことがあるのはコメントした人だけ。
「いくつの人なの？」と尋ねると 「知らない」とのこと。それでどうやって老けていると判断したのだろう。とっても若く見える人なのかもしれないのに。

「老けている」は実年齢より年長にみえることを表現する言葉だが、単に年長にみえるだけではない。そこには覇気が無い、疲れている感じ等といったネガティブなイメージがつきまとう。

「大人っぽい」は実年齢より上にみえる場合のみに用いられるのではないが、こちらの言葉には分別が備わったスマートな人間というポジティブなイメージだ。 「若く見える」というのは一般的にはコンプリメントだが、見方を変えれば、若いと言うことは英知の蓄積が未熟だという事につながり人間としての面白みに欠けるとも思える。

Modified: Thu Mar 07 21:48:03 2002

食べたいだけたべて運動もしない週末を過ごしたのに太らなかった謎が解けた。

それは、ただの時間差。沢山食べても途端に太るのではなくて二日ほどたつとウエスト周りがきつくなるのである。シリアスに運動しなくては。

Modified: Wed Mar 06 23:58:37 2002

毛皮のコートを着ている人をたまに見かける。 ニューヨークは真冬でもせいぜい零下20度程度にしかならないので防寒具としての毛皮は不要だ。必要もないのに毛皮を身にまとう人々には一種の共通したものを感じるが、わたしはその共通したものは全く持ち合わせない。

「あの毛皮のコート、狸かしら、何かしら」 と会社のオバサマ社員。 他の社員達が「毛皮なんて嫌いだから分からない」「かわいそうっ！」と応える。
オバサマ曰く「かわいそうなものですか、家のバックヤードのダリヤの蕾を全部かじっちゃったひどいヤツだもの。」と反論する。
そこでわたしはすかさず「でも、その狸の方が先住民（狸）じゃない。後から入植した人が勝手にダリヤ植えてひどいと思っているかも。」と応戦。

Modified: Tue Mar 05 21:40:56 2002

月曜日の朝、いつもの黒いコーデュロイのパンツは意外なことにゆるかったのだ。

ウィークエンド中は飽食のかぎりをつくしたのでさぞや太っただろうと予測していて、だぶだぶパンツで行こうと思っていたのだが念のためにぴったりした方を穿いてみたら難なくジッパーが上がるのみならず何とほどよい緩みがあって快適に着られてしまった。今まではどちらかというときつかったのに。体重を量ってみたら2〜3ポンド（1〜1.5kg）程減っている。大した運動もせず食べてばっかりいたのに不思議なこともあるものだ。

好きなだけ食べてだらだらすると痩せる、新手のダイエットとして提唱してみようかしら。教祖誕生！

Modified: Tue Mar 05 08:05:02 2002

週末に予定されていたメイン・イベントは確定申告。

掃除もした、それもいつになく入念に。洗濯もした、会社関係のリサーチ・レポートも資料に目をとおした。おいしいものも食べに行った。睡眠も沢山とった。 でも、確定申告だけはしてない。申告期日は 4月15日だから作業に猶予はあるのだけれど、予定消化していないという事で自分に対して罪の意識を感じる。 できなかった正当な理由（脳が疲れていたので休養が必要だったのだ、とか）を考えているうちに日曜日の夜は更けていくのだ。

Modified: Sun Mar 03 22:48:29 2002

牛乳を買うのを忘れた！

コーヒーはブラックなので、牛乳は必ずしも我が家の冷蔵庫の定番ではなくめったに買わない。 そのまま飲むのは実は大好きなのだが、好きなので飲むなら少しだけとはならないため太るので飲用としては避けていることも冷蔵庫におかない理由のひとつ。 ところが、今日は翌日の朝食用に牛乳を買わなければいけなかったのだ。

明日のシリアル、しかたないのでそのまま齧ることにしよう。それはそれで不味くは無いのだ。それでよいのだ。

Modified: Sat Mar 02 23:23:05 2002

ランチは同僚と会社の近くの割烹レストランへ。
メニューはコロッケ定食。揚げたてのコロッケ二つに千切りキャベツが添えられていて、茄子の味噌スープと白ご飯付き。 まあ美味しかったのだが満足感がイマイチ。

一般的に人気が高い和食ランチだが、わたしにとってはいくつか欠点がある。

まず、和食はマイ・フェイバリットではないということ。数年前までは殆ど食べなかったくらいで、食べても特別においしいとは感じない。 そして、一番の欠点はボリューム不足。食べ終わってもどうも物足りず、そして、すぐにお腹がすいてしまう。

だから夕飯は Pizza。ようやく 満足した。

Modified: Fri Mar 01 22:22:17 2002