Jimmy はゴールデンリトリーバーとコッカースパニエルのミックス。

ゴールデンレトリーバーの毛質、コッカースパニエルの顔及び身体のサイズを併せ持ち極めて人懐っこい。ボール遊びが大好き。ボールを投げてのフェッチは勿論だけれど、架空のボールを投げてもちゃんと追いかける。何回でも架空のボールを探すのは学習効果が無いのか、ヴァーチャル・ボール遊びを楽しんでいるのか、いずれにせよキュートでラヴリーな三歳。

Thanks to make my day so bright. I luv ya, Jimmy.

独立記念日、街は自動小銃を持った兵士が要所に立っていたりするものの緊迫感があるかというとそうでもなくて平和な雰囲気が漂う。

独立記念日が日曜日と重なったので月曜日はその振替休日による三連休となった為、郊外に出た人が多いようでセントラルパークの人出はいつもの週末より少ない。 スケートをする人も少なめで、見物客の方が多いくらい。スケート・サークルにも見物客の服装にもスターズ＆ストライプがあしらわれ米国の誕生日を祝う。

-----

大統領のインディペンデンス・デイ・スピーチは次のように締めくくられている。

This history we celebrate today is a testament to the power of freedom to lift up a whole nation. And we still believe, on America's 228th birthday, that freedom has the power to change the world.

フリーダムが世界を変える、というのは結構だが、問題は、ここでいうフリーダムが米国政府の定義によるフリーダムであること。

夏、公園の木陰でベンチに座って過ごすひと時は最高のリラクセーション。

木漏れ日に輝く木の葉、そして、頬と腕を撫でるそよ風。
魔法がおきても不思議がない。

都会生活者が木々の向こうに見る事が出来るのはビルディング。 でも、コンクリートの塊でさえ、美しく見えるのは、やはり魔法にかかっているのだろう。

ロングアイランドは細長い半島なのでビーチが多いが、なかでもジョーンズ・ビーチは広さと美しさで知られている。マンハッタンから電車（LIRR: Long Island Rail Road）で行けるので便利。今回はマサピクア駅からスケートでビーチに向かったので、行きは head wind（向かい風）がきつかった。

薄いベージュの砂浜は非常に奥行きがありブランケットを広げて寝そべるほかにビーチバレーボールをする人々などもゆったり。水は意外に冷たかった。浜辺の砂には貝の欠片が多いので歩くとき注意。

浜辺に寝そべっていると「アイスクリーム」の声。夢かと思ったらアイスクリーム売りだった。アイスクリーム・サンドウイッチが３ドル。街の価格より５割増し程度というのは良心的だと思う。

ビーチでのんびりしてから、友人宅に寄りBBQ、そして電車に乗り、その日のうちにマンハッタンの自宅に着くのだから便利なロケーション。

セントラルパークでNYフィルハーモニックの演奏を楽しむ。

グレート・ローン（広い芝生のエリア）で催される毎夏恒例のフリー・コンサート。 開演の8PMの2〜3時間前から人が集まり始め、芝生にブランケットを敷き、ワインとフィンガー・フードでミニ・パーティー状態。

定刻通りコンサートが始まった。

David Robertson, Conductor - Leonidas Kavakos, Violin

  Smetana: The Bartered Bride Overture
  Mendelssohn: Violin Concerto
  Rimsky-Korsakov: Scheherazade

メンデルスゾーンの途中あたりから日が暮れてきて、空には星や沈む直前の細い三日月。気候も暑すぎず寒すぎず、と最高。10分程度のインターミッションをはさみシェヘラザード。 10時すぎに全曲終了後、花火。広大な芝生に座り広がる空に繰り広げられた花火は驚くほど美しく、観ていると思わず笑顔になる効果があった様に見えうけた。

BOSE社製の軽量ヘッドフォン「Triport」を購入したのは、2003年3月。その後、普通に愛用していたのだが、先月に不慮の事故に遭い右のスピーカー部分が固定不全となってしまった。

メーカーにコンタクトしたところ、保証期間（購入後一年）は過ぎているが、個別対応で修理か交換をするので送るようにとの事で、マサチューセッツのBOSE社に送ったのが7月1日。

本日わが手元に届いたのは新品だった。修理するより新品交換のほうが先方にとり経済的なのだろう。 エキステンションコードやキャリングケース（ソフトなナイロン製で多目的に使いやすい）などの付属品も全て入っている。

米国は、いいかげんな国という印象を持つ人も少なくないと思うが、モノを買った場合のメーカーのワランティーは充実しており、購入後のケアが良い。個人ベースで住んでいる分には快適な国なのだ。