妻が不倫の情事にふけることで幸せだったカップルは危険な状況となっていく。
1969年のフランス映画のリメイク。
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コニーは愛情のある夫、9歳の息子とNY郊外で幸せな結婚生活を送っていた。
しかし、そんな日常に彼女は物足りなさを感じていた。
それは風の強い日だった。用事でマンハッタンに行ったコニーは、ソーホーで偶然出会ったフランス人ブック・ディーラーに心を惹かれ、何回目かに会った時から情事をもつようになった。
妻の不貞は夫の知ることになったが、しかし、妻は夫に知られていることに気づいていない。
幸せな日常のあいまに吹いた風。思わぬきっかけで、人生の歯車が噛み合わなくなってしまい、彼女が利己的な行動を止めようと思った時は、取り返しのつかないことが起きはじめていて、妻の火遊びは意外な結末を迎えることになる・・・
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人妻の不倫により家庭が崩壊していくという、安っぽいメロドラマのような題材なのに、この映画はそういったチープさはまったく無くて、見応のあるサスペンス・ドラマに仕上がっている。
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