劇作家エリカ（ダイアン・キートン）と音楽業界のエグゼキュティブ、ハリー（ジャック・ニコルソン）のラブストーリー。 自分の年齢の1/3くらいの若い女の子とばかりデートするので有名なハリーが自分の年齢相応なエリカと恋におちるという話。

エリカ（ダイアン・キートン）の娘マーリン（アマンダ・ピート）がデートしていたのはレコード会社のオーナーにして音楽業界の大物63歳のハリー。 エリカのビーチハウスにやってきたマーリンは留守だと思ったエリカが居るだけではなく彼女の姉ゾ−イ（フランシス・マクダーモンド）も訪問してきて一緒にディナーをすることになる。 彼の差別的な発想をゾーイとエリカに批判されて意気消沈するハリーはその夜、心臓発作を起こしてしまい病院にかつぎこまれる。 そこで彼の担当医となったジュリアン（キアヌー・リーブス）はエリカと出会い、彼女の大ファンであり以前からあこがれていたのだとしてエリカをデートに誘う。

ジュリアンはエリカに一目ぼれし二人は交際するようになるが、一方、退院してエリカの家で静養中のハリーとエリカも最初はお互いに煙たかった存在だったのがいつの間にか気が合い親しくなっていく。 18歳年下の男と10歳年上の男との間で揺れ動くエリカの心・・・

小さなエピソードとウィッティーな会話のモザイクというスタイルの映画だけれど、それなりのストーリーがあってそれが退屈なのが欠点といえば欠点。

ダイアン・キートンが非常に自然でまるで素ではないかとおもえるほど。一方ジャック・ニコルソンは演技が鼻につく。 Frances McDormand, Amanda Peetというわたしの好きなアクター2名が出ているので楽しめた。

主な出演者：
Jack Nicholson .... Harry Sanborn
Diane Keaton .... Erica Barry
Keanu Reeves .... Julian Mercer
Frances McDormand .... Zoe Barry
Amanda Peet .... Marin

dir: Nancy Meyers