『 ショーシャンクの空に 』
The Shawshank Redemption (1994) U.S.A. 2hrs. 22min.
妻殺しの冤罪で終身刑を言い渡されショーシャンク刑務所にやってきたアンディー(ティム・ロビンス)は元銀行の副頭取。 持ち前の頭脳、理性で徐々に刑務所内で一目置かれるようになっていく。 看守の税務申告や刑務所長の「金庫番」までするようになり、それなりの優遇措置も受けるようになる。 多くの囚人が刑務所内の生活に「順応」していく中、アンディーは強い意志で希望を持ちつづける。 刑務所内で知り合った便利屋レッド(モーガン・フリーマン)からリタ・ヘイワースのポスターを調達し壁に飾るのにも理由があった・・・
原作はスティーブン・キング 「刑務所のリタ・ヘイワース」。 テーマである恐怖と希望という人間の本質が、淡々とした情景描写の連続に織り込まれた作品。シーン毎に次の展開が完璧に読めてしまい、ストーリー展開に意外性はまったく用意されてない。しかし、深い感動が沸き上がってくる映画だ。何ヶ所か涙腺の緩む場所があるが、特にラシトシーンはどうしても画面がにじんでしまう。
dir: Frank Darabont
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