汚職警官と、その汚職をあばこうと調査するインターナル・アフェア・デパートメントの調査官の心理戦。
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内部調査官レイモンド(アンディー・ガルシア)がロス・アンジェルス警察にやってきて担当することになったのはポリスアカデミーで同期の若い警官だった。
しかし調査を進めるうちに問題はもっと奥深い事がわかり、モラルのかけらもない汚職警官デニス(リチャード・ギア)にたどり着いた。デニスは職権を濫用し若い警官をあやつり汚職で私利私欲を肥やしていたのだった。
追い詰めようとするレイモンド、その追求をかわそうとするデニスが緊迫する心理戦を繰り広げる。
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ウーマナイザーでもある汚職警官の役はリチャード・ギアに良くあっている。デニスの妻役のアナベラ・シオラが魅力的。
話の展開自体には特段の意外性は無く、むしろ観ている側が思うとおりの運びとなっているが、この作品はスストーリー性を追うものではなく、人々の心の動きが見事に映像化されており、そういった心理描写がポイントとなっている。
主な出演者:
Richard Gere … Dennis Peck (汚職警官)
Andy Garcia … Raymond Avila (内部調査官)
Nancy Travis … Kathleen Avila (Raymond Avila のワイフ)
Laurie Metcalf … Amy Wallace (内部調査官、Raymond Avila の相棒)
Annabella Sciorra … Heather (Dennis Peck のワイフ)
dir: Mike Figgis
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