『 ゴジラ 』
Godzilla (1998) USA、 2hrs. 20min.
南太平洋の島で、頻繁に行われた核実験の影響で、イグアナらしい爬虫類に突然変異が発生して巨大化したのが、GODZILLA(ゴジラでは無い)だ。 このゴジラは卵を産みにニューヨークまでやってきてマディソン・スクエア・ガーデンの地下に200個以上も産卵してしまうのだ。 ジュラシック・パーク+エイリアン=ゴジラがフォーミュラ。
大画面で暴れるGODZILLA、音響効果とともにビルの谷間を飛び交う米軍の攻撃機、それだけでも充分に面白い。 放射能の影響についての専門家にマシュー・ブロデリック。 ニューヨークに乗り込んできたフランス情報局の秘密任務チーム・チーフはジャン・レノ。 いつも通り格好良くてふてぶてしくて安心感を与えてくれるかというと、今回はイマイチ重要さに欠ける役どころ。 この映画に出演する意味があったのかな、と感じる人が多いのではないかと思う。
世間ではあまり良い評判ではない様だが、どうして、なかなか楽しめたピュア・エンターテインメント。 人々の心に深い感動を与えるのも映画だが、ひたすら楽しい2時間半を過ごせるという種類の映画もたまには良い。 但し、続編は不要だけれどね。 (8/28/98)
dir: Roland Emmerich