1984年のメガヒット映画ゴーストバスターズのリブート物。
研究費打ち切りなどの理由でオフィスを追い出された3人の科学者たちが自ら研究所を借り、ゴースト退治に乗り出す、という設定は前と同じだが、今回はメンバーが全員女性となっている。
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エリン・ギルバート(コロンビア大学で物理学の教授)は、アビー・イェーツ（高校の化学教師）、ジリアン・ホルツマン（素粒子物理学者）は、それぞれの理由で研究室を失う。３人の共通したところは超常現象、特にゴーストの存在を信じているということ。
トライベッカにある元消防署のビル（前作での「ゴーストバスターズの事務所」）を借りようとしたがレントが１か月21千ドルと高すぎるので断念、チャイニーズ出前店の２階を借りる。
受付にはルックス抜群なところが気に入り雇ったものの、やる気皆無のケヴィン（ThorのChris Hemsworth ）。
パティ・トラン（MTA：Metropolitan Transportation Authority の職員）も加わり4人になったチームはNYCのゴースト退治に乗り出し、少しずつ成功をおさめるものの、市長やメディアには認められることはなかった。
NYCタイムズスクエアでゴーストたちが大結集し、ゴーストバスターズの４人は駆けつけて闘う・・・
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偉大なるオリジナルのリブートものを作るという暴挙は、想像通りの結果となっている。
映像技術の進歩によりアクションやゴーストのシーンはそれなりに楽しめるが、それ以外のシーンは退屈。
ユーモラスなシーンはあちこにもり込んであるものの、まったくかみ合わず空回り。
前作の出演者たちが、そこここにちらりと出演しているのだが、そういうシーンはぐっとしまるということは、やはり、役者の力量の差もあるのだろう。
なお、ニューヨーク市が舞台という設定だが、多くのロケはボストンで行われて、また、タイムズスクエアでのゴースト大暴れのシーンはセットで作ったタイムズスクエアだとのこと。タイムズスクエアはいかにもタイムズスクエアだが広告やビル群が現在のものとは違い大昔のものだったりとトリックも織り交ぜており、そういうところを見ている分には楽しめた。
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