伝説のドライバー、ケン・マイルスがフォード・チームをルマン優勝に導く。
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フォード・モータズ社は経営不振に陥っていたフェラーリ社との合併話を進めていた。フォードはフェラーリの技術を取り入れてレース界に進出しようという考えがあったのだ。
うまく行きそうに話は進んでいたが、土壇場で合併話は流れた。フェラーリはフィアットと資本提携という道を選んだのだった。フォード社はフェラーリ社自身の価格吊り上げの”ダシ”に使われたのだった。
フォード社の社長フォードII(創始者ヘンリー・フォードの孫)は、ル・マン24時間レースでフェラーリに勝ちたいと闘志を燃やす。そうはいってもフォードはレース未経験、一方フェラーリはル・マン常連の王者だ。勝つためにはフェラーリを超えるあたらしい車の開発と優秀なドライバーが必要だった。
引退した元レーサーで今はカー・デザイナーのシェルビーはフォード・モーター社から勝つ車の開発の依頼を受けた。シェルビーは職人気質のイギリス人レーサーのケン・マイルスに目をつけてチームに引き入れる。
シェルビーとマイルスは協力して困難を乗りこえていきル・マンに挑み、フォード・チームの勝利という結果を得たが・・・
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2時間半という長い映画だけれど全く飽きることなく惹きつけられて鑑賞。Christian Baleうまい。レースの音響がすごい。
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