FBI捜査官ショーン・アーチャー（ジョン・トラボルタ）は長年の敵ともいえるテロリスト、キャスター・トロイ（ニコラス・ケイジ）を捕まえた。 ところが、強力な爆弾がどこかに仕掛けてあることが判明、服役中のトロイの弟から情報を聞き出せるのはトロイだけだが、トロイは昏睡状態なのだった。 そこで、最新医学でショーンとキャスターの顔を入れ替え、ショーンがキャスターになりすまして弟に接近する作戦が実行される。 コンピュータとレーザー光線を用いての手術は大成功。

善と悪が入れ変わり、復習やら、家族愛やらがからみ、そして、もちろん、しつこい程のスローモーションで飛び交う弾丸のアップなどが織り込まれている。 光と火と水滴がど派手に舞う中のアクションの連続はちょっと飽きたけれど、荒唐無稽に徹しており、きちんとした超娯楽作として仕上がっている。 アクションシーンで飛び散る花火がきれいなので、劇場で観たら途中で飽きることも無く楽しめただろう。（10/10/98）

dir: John Woo