『地球が静止する日 』

The Day the Earth Stood Still (2008)  USA | Canada 1hrs 44min.



宇宙から来たエイリアンと地球人とのふれあい。1951年のSFのリメイク。

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異星人の宇宙船がニューヨーク市に到着するということで、科学者たちは軍事施設に召喚される。

セントラルパークを目指していることがわかり公園で待つ一行。 科学者たちと軍が固唾を飲んでみまもるなかセントラルパークのグレート・ローンに舞い降りた光の球から降りてきたのは、人間のような外観をもつエイリアンで、巨大なサイズのロボットも一緒だ。 エイリアンは自身をクラトゥと名乗り、地球を救うために来たと言う。 しかし、米軍および政治当局はエイリアンを脅威と見なし、捕獲して彼の正体をつきとめることを決定し攻撃。傷つき倒れたエイリアンを基地に運びこむ。ベンソン博士はクラトゥを脱出させる決意をする。 彼が地球を救うためにそこにいると言った時、彼女が彼の意味することを正確に知り、彼女は彼に彼の意図を変えるように説得しようとする・・・

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Keanu Reeves 10年ぶりの20世紀FOXへの出演の本作品は、プロデユーサーがエイリアン役はKeanu以外に無いと主張しただけあり、異星人より異星人らしく見えるほどぴったり。ただし、映画自体は退屈。ベンソン博士の子供であるジェイコブ(Jaden Smith)の存在理由が全くないなど脚本の悪さが目立つ。ストーリが面白いだけに残念。

制作費の採算はとれたものの、興行的な成功となる大ヒットにはならず、SFクラシックのリメイクの失敗例のひとつとなった。

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主な出演者:
Keanu Reeves ... Klaatu
Jennifer Connelly ... Dr. Helen Benson
Kathy Bates ... Regina Jackson
Jaden Smith ... Jacob Benson

Director: Scott Derrickson


(23JAN11)


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