地球温暖化の影響で北半球には異常気象が発生、それまで繁栄を誇っていた東京、LA、NYをはじめとする北半球の都市は人類の力の及ばない自然現象で壊滅状態となってしまう。

気象学者ジャック（デニス・クエイド）は南極で研究中に異常な気温上昇を感知、異常気象による地球的規模の危機が訪れることを大統領に伝えるが取り合ってもらえない。そうこうしているうちに、東京には拳大の雹が降り、ロス・アンジェルスには竜巻が起こり街は壊滅的なダメージを受け、更に、ニューヨークには寒波が押し寄せ住民は雪に閉じ込められる。ジャックの息子サムは高校生学力競技会でちょうどニューヨークを訪問中だった為、動きが取れないでいた。サムを始めNYパブリック・ライブラリーに避難した人々はありったけの布を身にまとい、書籍などを燃して暖をとるが、街は凍りつき始めておりいつまでもつかは疑問だ。 南半球には気象異常は発生しておらず、米国の人々はメキシコに逃げるが、メキシコは国境を閉鎖し難民受入を拒否する。

一方、ジャックは息子を救出すべく徒歩でニューヨークに向かう旅に出る。地球は氷河期に突入してしまうのか。彼らを待ち受ける運命とは・・・

「インディペンデンス・ディ」のエメリッヒ監督の作品。CGがよく出来ていて、アラが目立たない。エンディングはちょっと拍子抜けともいえるが、反って、リアリスティックかもしれない。

主な出演者：
Dennis Quaid … Jack Hall
Jake Gyllenhaal … Sam Hall
Emmy Rossum … Laura Chapman

dir: Roland Emmerich