『 ダークシティ 』

Dark City  (1998) U.S.A. 1hr. 40min.



時間と空間を管理して記憶と生命を盗むグループが支配するダークな街で殺人事件に巻き込まれた男。
『クロウ〜飛翔伝説』のアレックス・プロヤス監督による映像が凄い!

ジョン・マードック(Rufus Sewell)が意識を取り戻したのは見知らぬ風呂場のバスタブの中だった。 もっとも自分が誰かの記憶は無いので自分の名前を知るのは少し後になってからだ。

Ciry of Stolen Memries: その街は、時間と空間をコントロールするグループにより支配されていた。その街は太陽が昇ることが無くいつも夜だった。 妙に青白い顔をして黒いコートに身を包んだ男達は、毎日12時になると時間を一時的に止めては Dr. Schreber(Kiefer Sutherland)の開発したシステムで人々の記憶を盗んでいた。 盗んだあとは別の記憶を注入していたので人々は何事も知らずに暮らしていたのだ。 ところが、マードックはドクターが処置の途中の状態で放置されたので記憶の入れ替えが不完全なままとなってしまった。 毎日記憶を入れ替えなければならなかった理由とは・・・

アレックス・プロヤス監督の「クロウ〜飛翔伝説」に続く作品。 City of the Lost Childrenの主役を大人にして舞台を街に移した感じともいえる。 自分たちの見ている世界は果たして真実か、真実とは何なのか。 ゴシック的シュールな画像が強烈な魅力で、画面に魅入り呼吸を忘れてしまい息苦しさを感じて我に返った。

dir: Alex Proyas


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