『コンパートメント No. 6 』

Compartment Number 6 (2021)  
Finland, Russia 1h 47min.



SUMMARY:

凍てつく氷の世界を走る列車が舞台のロードムービー。
カンヌ映画祭グランプリ受賞作。


STORY:

フィンランドからロシアに留学中の主人公ローラは、モスクワでの謎めいた恋愛から逃れ、北極圏のムルマンスク港行きの列車に乗り込む。 長距離列車旅で彼女のコンパートメント6号室には先客がいた。ロシアの鉱山労働者リョーハだ。彼の粗野な言動はそれまでローラがモスクワで知っていたアカデミックな雰囲気の人々とは全くちがっていて嫌悪感をいだき車掌に別のコンパートメントにしてほしいと申し出るも我慢するよう言われてしまい、リョーハとの共有することを余儀なくされた。しかし、そのそのコンパートメント No. 6における予想外の出会いが人間的なつながりを切望する自分の真実に向き合うことになっていく・・・


IMPRESSIONS:

最初は嫌な感じの人と同じコンパートメントになってしまったなあと思って観ていたけれど、そのうち、リョーハーの中に人間らしい優しさが見えてくる。

観終わった後、じわじわと良さが増加する映画。

Haista Vittu が Tag Line。


REMARKS:

新宿シネマ・カリテで鑑賞。
東京での上映館はここだけだが、観客で満員。

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CAST:

Seidi Haarla ... Laura
Yuriy Borisov ... Ljoha
Dinara Drukarova ... Irina Mezhinskaya(ローラのモスクワでの恋人)
Julia Aug ... Natalia (車掌)


Director: Juho Kuosmanen


(16FEB23)


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