SUMMARY:
グラミー賞受賞者のブラッド・スウェット・アンド・ティアーズは1970年にスターダムにのし上がったが、ニクソン政権との衝突、物議を醸したソ連ツアー、ウッドストックの盛り上がり後の没落に直面した。
STORY:
ホーンセクションをフィーチャーした9人編成のブラス・ロックという斬新な編成とパワフルなヴォーカルで瞬く間に人気グループになったBST。
冷戦時代の東欧コンサートの実施(諸事情があり行くことに)、そして戻ってきてからは体制に加担したロックバンドとして反体制派から激しい反発を受けてしまった・・・
1969年に大ヒットアルバム(シングル3枚をカット、どれも第1位)を出して全米 No. 1バンドになったのにその後なぜ失墜したのかを描いた作品。
IMPRESSIONS:
全部関係者当人たちが出演しており、また、当時の映像や音源がふんだんに用いられており、思わぬ政治社会に巻き込まれてしまい第一線から消えたバンドについて、まるでリアルタイムで体験しているような感覚でよくわかった。
メンバーは今でも音楽家として生計をたてているらしい。
REMARKS:
what goes up ...
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