『 ビルとテッドの大冒険 』
Bill & Ted's Excellent Adventure (1989) USA 1hr. 30min.
2人の勉強嫌いのティーンが、未来人の助けでタイムマシンに乗り過去の偉人たちを現代に連れてきて高校の歴史授業の課題である研究発表の場で究極の歴史的プレゼンテーションを行うためのタイムトリップに出発、というコメディー。
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ロサンゼルスから数マイル離れたサンディマスの小さな町の高校生ビル(Alex Winter)とテッド(Keanu Reeves)は、"Wyld Stallyns"というバンドを(2人だけで)結成し、ロックスターになることを夢見ていた。勉強はからきしできない2人で、歴史の先生から今度の研究発表で合格点を取らない限り落第だと宣告される。
そこで図書館から歴史の本をたくさん借りるが、ちんぷんかんぷんな2人。そこにルーファスと名乗る謎の男が現れ、電話ボックス型のタイムマシンで過去にいくことを推奨する。ルーファスは未来から来た男なのだった。
ビルとテッドは研究発表に必要な歴史上の人物を集めることにした。 色々な時代に行き各時代で冒険をしながら、ソクラテス、ベートーベン、ジャンヌダルク、ビリー・ザ・キッド、フロイド、リンカーンなどを連れてくる。現代にやってきた歴史上の人物たちがモールで大騒動を繰り広げた後は、無事に研究発表会場へ。そして研究発表プレゼンテーションは大成功。2人は「A」の成績を収めることができたのだった。
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ビルとテッドの2人は何かと言うとエア・ギターを弾くのが彼ら流の喜びの表現方法。
Be excellent to each other!
Party on!
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ドタバタ・コメディーではあるが、観終わった後の後味が良く、興行的成功をおさめたのも納得。
dir: Stephen Herek