19世紀のフランス、作家エミール・ゾラと画家ポール・セザンヌのライフロングな友情を描いた作品。
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2人が知り合ったのは子供の頃、学校でいじめられていたゾラをセザンヌが助けたのが発端。 セザンヌは裕福な銀行家の家の子、貧しい家の子ゾラと家庭環境は違うが2人の絆は強まっていく。
若くして成功したゾラに比べ、セザンヌはその才能が認められることはなかったという異なる環境だったが2人の友情は続いた。しかし、ゾラがある画家を題材とした小説を発表したことから2人の友情に亀裂が生じてしまう・・・
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セザンヌは酒飲みで粗野な性格だったのは意外。マネ、モネ、ピサロ、ルノワール、モーパッサンといった多くの芸術人が出てくる当時のパリの雰囲気が興味深い。
晩年のセザンヌが住んだ南仏の景観が美しい。
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