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20020608
ゴージャスな土曜日
(日本編)東京 〜 ニューヨーク


晴れだけれど快晴まではいかず、気温はそんなに高くなく、湿度は低く、と最高のアウトドア日和。お天気番組などで「ゴージャスな日」と表現される天気の典型。 こういった日のティピカルな過ごし方のひとつとは・・・

クロワッサン、コーヒー、ブルーベリーとリンゴで朝食、新聞を読んで一休みしてからセントラルパークへ。軽く走って帰宅、シャワーの後のランチは屋外レストランで。 午後、日用品の買出しの為、自宅からゆっくり歩いて15分くらいのところにあるデパート、Macy's へ。 Macy'sでは全館20%引という大セール中だった。それでも店内は全然混んでいない。小売業界の苦難は続いているということの様だ。

夜はランドリー。フレッシュなリネンにつつまれ能率的な一日が終わる。

----- 日本編 -----

20020530
Tokyo 〜 NYC  
pic 12KB
東京でのパッキング、実は生まれて始めて自分で行った。いつも東京ではパッキングの達人にお願いしていたのだが、今回その人の都合がつかなかったのだ。 今回は持ち帰り品が比較的少ないことから自分でマネージできた。

フライトは夕方なので早お昼を済ませ、JR「成田EXPRESS」にて成田空港へ。トランクは一日前に宅配業者によりピックアップ、成田に送ってあるので身軽。 空港でトランクをピックアップ、United Air のチェックイン。JFKと異なり、成田は預ける荷物をチェックイン前にX線にて検査する。ここでケースを開けるようにと言われる。 「ぎっちりと詰ったケースはX線で透視しきれないので開けてもらうことになっているのです」と係員。

X線でわたしの鞄の中身が映し出されたディスプレイ画面をみると、怪しげな金属のカタマリが沢山入っている。その正体はというと実は缶詰。蜜豆缶詰ほかいろいろな缶詰が合計20個ほど入っているのだ。 それにイノダコーヒーの缶が二個。係員も満足したらしくて直ぐにケースは閉じられてチェックイン。 Carry on baggage のチェックは簡単。但し、ボーディング・パスをわたして飛行機に乗り込む直前に人によっては呼び止められて手荷物を調べられたり靴を脱がされたりしていた。わたしはノーチェック。

boeing777 pic
飛行機はわたしの予想に反して満席。 ワールドカップが始まる直前の日本、外国から来る人はたくさん居ても日本から外国に行く人は少なかろうと思ったのだが、それは大きな誤算だったのだ。 17:00テイクオフ。定刻どおり。となりの席は超大柄の中国人女性。ピッチを詰めたボーイング777のエコノミー・シーティングは彼女には狭すぎて脚がつかえてしまう。でも体が柔らかいらしくて、寝る時は丸まって椅子におさまっていた。 米国でグラフィックデザインを学ぶ学生だという彼女との会話が興味深かった。
「Are you a Chinese?」
「No, a Japanese」
「NYで働いているの?」
「Yes, 日本の金融機関で。」
「どうして?日本はビューティフルなのに。中国みたく環境が悪いと外国で働くのも分るけれど、日本はテクノロジーも進んでいるしキレイだし。」
そういう見方もあるのか、と思った。 Job market は結構タイトなのだといった「内部事情」を説明したり、彼女から中国移民の話を聞いたりしているうちに眼下にマンハッタンが見えてきた。

JFK着は16:20。UAの到着ターミナルはリノベートされていてすっかりきれいになっていた。何より嬉しかったのは車寄せに屋根が出来ていたこと。これで到着の時の天気を気にしないで済むようになった。

着くとほっとする街、New York, New York。


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♯  Today's BGM = VIVALDI: THE FOUR SEASONS by NIGEL KENNEDY

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