セントラル・パーク・ウエスト(セントラルパークの西側の道)をスケートしていたときのこと。
視野に「何かいつもと違うもの」が入った。何かとおもいその方向に商店をあわすと、そこには何と小さなヤギが歩いていた。ちゃんと角も生えている。
「え?」
急いでカメラを取り出し1枚撮影。いろいろなペットがいるが、都会でのヤギは珍しい。
実は、都会で小さなヤギに遭遇したのはこれで2回目。
前回は近くに居た持ち主と会話して、そのヤギはペットとは微妙に違う位置づけであることが分かった。
ヤギは教会やテンプルのような宗教的な場所で生贄として用いられるのだそうだ。ところが、たまに、そこから脱走してしまう生贄が居て、そういった脱走ヤギが町を徘徊することがあるのだという。
前回遭遇したヤギは近所の人に保護されて動物園のような場所に引き取ってもらうところだったとのこと。
今回のヤギは一見スタンドアローンに見えたが、その後どうなったかは分からないのであった。