気温が51F(11C)まで上がり穏やかな日曜日となった。 午後からセントラルパークへ出向く。 路面の雪はとっくに融けているけれど土や草のある場所にはまだ白いブランケットで覆われており雪景色の名残がある。
やはり一冬に一回は雪のセントラルパークをみないとニューヨーカーとはいえない。
フロリダ西海岸のサニベル・アイランドで見かけた海の中の電柱。
隣の島に向って並ぶ電柱と、それらに繋がる電線という光景は非常にシュール・リアリスティックであったのだ。
夜のしじまが近い夕刻、周囲のビルディングは夕闇色になっていくなか、まるでライトアップされたかのように紅く輝くビルがあった。
夕日が照らすエンパイア・ステート・ビルディング。
ほかにも幾つか同じ色に光るビルディングがあり、高さと材質のコンビネーションによるものなのだろうが、まるでそこだけブライス・キャニオンになったような幻想的なバーチャル・トリップを味わったのだった。
4日間のアイスランド旅行は今まで訪れた世界各地のなかで最もうつくしい自然にひたることが出来た。
火山と地殻変動という激しさにより形成された自然は、しかし、かぎりなく静寂で幽玄。
写真はレイキャビクからR1を東に向かって150kmくらいの場所。Vikに行く途中。