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  D I A R Y - M a y 9 8  

1998年5月31日 日曜日

PIAFS

新宿で友人とお茶しながら、プロバイダがPIAFSのサポートをしないことにひとしきり愚痴って帰宅。 そういえば、プロバイダのページを久しく見てなかったなと、思いブックマークをクリック。驚きべき事実が判明した。二つのプロバイダのうち片方は4月末からPIAFSのサポートを開始していたのだった。 早速、何箇月も前に用意しておいたデータカードをモバイルに装填、ダイアルアップを設定。テスト接続成功! これで、外からでも、快適高速無線通信が出来る。グレー電話よ、さようなら。
それにしても、プロバイダなどの自分がサービスの提供を受けている関連ページはこまめにチェック、鉄則でした。



1998年5月28日 木曜日

友との再開

夜、久しぶりに、仲良しと会った。 彼は、ごく幼い時からよく家の庭に来ては、木の枝に登って降りられなくなって鳴いていたものだ。 会社から帰ってくる私を家の近くの角で待っていて、私を見つけるやいなや擦り寄ってきて、前になり後になり家までついてきた。 幼少時はうんと痩せっぽちだったが大きくなるにつれ、丸びをおびた体格になってきたが、その人懐っこさは変わらなかった。 大人になっても話し好きなところはまったく変わらず、道で会う都度、塀の上からでも、どんな遠くからでも、必ず「みやぁ〜お〜」と声をかけてきた。私も、その日の出来事とか話したりしてたものだ。 ところが、最近、彼の姿をみなかったので、どうしたのかと、心配していたところだった。
しかし、再会は悲しいものであった。彼は、すっかり変わってしまっていて、私を見つけて声はかけてきたものの、その目には脅えの影があった。 その顔には輝きがなく、顔や体のあちこちの毛が抜けいて、怪我の跡もある。 苛められたのだろう。あんなに朗らかだった彼がここまで変わってしまうなんて。でも、それでも、生きてるしぶとさは、人間以上かもしれない。可哀相だと思うと同時に、その強さにやや感心もした。



1998年5月27日 水曜日

独禁法違反、こんどはINTEL

米司法省、今度は、インテルを独禁法違反の疑いで提訴するとのこと。
Intelの場合、MSの様な、会長個人の知名度の高さ(及び、個人の成功に対する妬みがらみ)、といったところが、無いので、比較的地味な存在であったが、しかし、 シェア(正確な数字が手元に無いが)は、MS同様に90%程度はあろう。 あまりにインテル社製のプロセッサが市場を支配している為、"Intel Inside"のシールの貼ってない製品は、なんだか、規格を通ってないような、とんでもない二流品、 といった印象を与えているというのが実態であろう。

デジカメでキャプチャしたイメージを IrDA でPCに転送するソフトを買った。転送速度は115.2K。今までのケーブルの転送も確実ではあるが、モバイルには適さなかった。 ワイヤレスというのは、やはり便利だ。ワイヤレスTAも随分出てきたし、ネットワーク接続(自分の家の中で)がワイヤレスになる日も近そうだ。



1998年5月23日 土曜日

美徳への道のり

週末の早朝に電話かけてくる不届者により、8:30 A.M.に起こされた。まだ寝たばっかだったのに。 それもこれも、地球が丸いせいだ(つまり時差のある地域からの電話だった)。あまりの眠さに、ちゃんと応対できてなかったみたいなので、フォローアップのファクスを送信。

昨晩、TVで映画「スニーカーズ」を観た。話しは、ハイテク版「スパイ大作戦」みたいなものだったが、端役のコンピュータ技師が、几帳面な人間のステレオタイプでしらけた。 調査の必要があって、主役のチームが彼のゴミバコをあさるのだが、「几帳面」な彼のゴミ箱の内容をみんなして笑うのだ。いろいろな空き箱を(嵩張らない様に)きちんと折りたたんで捨ててあるのも、物笑いの種。 歯磨きのチューブ、最後はくるくるっと巻いて無駄無く使ってる、と皆で笑ってる(やっぱり、歯磨きチューブは、真ん中から押し出して、適当なところで廃棄処分というのが、一般的なのだな)。
何故、几帳面さが笑い者にされるのだろうか。

子供の頃、「きちんとしなさい」「ちゃんとしなさい」と散々言われたのは、大きくなって、他の人々に笑いを提供する為だったのか。
いや、これは、几帳面な人を笑い者にしているのではなく、みんな、だらしない自分を戒める意味での自分に対する嘲笑なのかもしれない。そうに違いない。几帳面はやっぱり美徳なのだ。 という訳で、掃除をしようと思ったのだが、本を読んだり、ページの更新したりしているうちに夜になってしまった。美徳への道は遠い。



1998年5月22日 金曜日

PHS

PHSは、地下街などで良く通じるが、一般家庭では、「ホームアンテナ」などをたてないと繋がらない事が多い。 うちの場合、Astel の方は、ほとんど駄目なのだが、NTT Personal は極めて良く繋がる。うちじゅうどこに居ても電波レベルは3なのだ。 何故かというと、うちの真ん前にある電信柱にPHSのアンテナが設置されているのだ(当然NTTのアンテナなのでしょう)。今日、帰宅の時、アンテナが独立した大きなものに代わり、 前よりうんと高い位置になってたのに気づいた。ますます良く繋がるのかな、と思ってたら、なんと、電波レベルが2に下がった。2でも、通常の使用には差し支えないが、なんか損した感じ。



1998年5月19日 火曜日

DOJ、独禁法違反につきMSを再提訴

週末に行われた和解交渉が決裂したことによる。DOJの要求は、1) OSとブラウザの分離、 2) 分離しない場合は、すべてのWIN98に、Netscape も搭載する、 3) PCの初期画面設定の自由化(現状は、Windows初期画面が初期設定)、 の三点に要約される。 MSは、DOJの要求(ブラウザについて)は、OSの機能を著しく損なう、技術進歩を逆行させるものであり、受け入れることは出来ない、 とし、費用も時間もかかるが法廷で争う決意を表明しているとのこと。
両者の論点は全く同一、つまり、消費者のベネフィット(利益)だ。違うのは立場だけ。つまり、DOJは、シェアが9割になっている Windowsの販売方式は、消費者の利益を損なう、とし、一方、MSは、Windowsの機能を改善することは消費者の利益に繋がる。 米国の独禁法は消費者を守る為にあり、競合他社を守る為ではない、とコメントしている。
尚、WIN98の販売差止めは要求していない為、一般消費者へは予定どおり6月25日(日本は7月下旬)からの店頭販売が開始される。 DOJは、最終的には、かつてのAT&T分割のようなシナリオを描いているのだろうか。



1998年5月16日 土曜日

Windows 98 出荷開始延期

昨日予定されていた「98」のパソコンメーカーへの出荷が3日延期されたとのこと。 「98」交渉について、MS(マイクロソフト)が歩み寄りの姿勢を見せた為、14日にもMSを広範な独禁法違反で提訴する予定でいたDOJ(米司法省)が、 提訴を「数日間」延期したことにあわせ、MSも出荷を週明けまで3日間延期したもの。 DOJとMSの、独禁法違反の提訴回避を目指す和解交渉話し合いは、今週がヤマ場となる訳だ。MSは、ブラウザの分離は譲れないところだろうが、 どの部分での譲歩により和解に持ち込もうというのか、DOJは、技術開発・進歩への妨害をどう正当化するのか、興味深い。



1998年5月 2日 土曜日

横浜へ

横浜へ撮影に行ってきた。「ラーメン博物館」が主目的。ここは、昭和33年の 下町の一角を再現した、テーマ・パーク。そこに全国から集まったラーメン屋が軒を並べて味を競っている。他にも、駄菓子屋、ショットバーなどが営業している。 漫画「三丁目の夕日」の世界を堪能したい人にはお勧め。
あとは横浜観光名所巡り。 横浜へ行くのは、生まれて2回目で、独特の雰囲気は、期待通りでした。しかし、曇り時々雨という、あいにくの天気に戸外の写真はどれもイマイチ。
いくつかみつくろい、「Gallery」にて写真展開催。


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