FUJIFILM FinePix 40i

Fuji FinePix40i

FUJIFILM FinePix 40i は、小型軽量、いつでも持って歩いても負担にならないという機種選択のクリテリアにぴったりミートしたので三台目のデジカメとなった。
Finepix
どういう風に小型かという対比の為に最近のメイン・カメラであるオリンパスのカメディア・ズーム(右)と並べてカシオ機で撮影してみた。ポケットに入れても負担感が殆ど無いコンパクトさである。 スイッチを入れて撮影スタンバイ状態だとサイズ差はさらに広がる。


■ 操作性:

バックビューはこの様にシンプルでスタイリッシュ。ボタン類も使いやすい配列だが、問題はグリップ。かなり持ちにくい感じは見たとおり。
Fuji FinePix40i
右のくぼみ部分が浅いので手にもった感じは不安定。もう少し凹凸を強調するか滑り止めのボツボツをつけるなりの工夫があると良かった。
ボタン類は整理されており必要最小限のものが並んでいる。丸い回転式モード・ダイアルで撮影モード、再生モード、ムービーモードの切り替えを行う。撮影と再生の切り替えはレスポンスが早く極めて軽快。 各種操作メニューは二列目一番右の丸ボタン「MENU/OK」と右上のアロー形式ナビゲーションスイッチの組み合わせで呼び出す。最初は意図するメニューと違う画面を出してしまったりするがじきになれて使いやすくなる。

ファインダーは直ぐ横にパイロット/ファインダー・ランプの発光ダイオードが光っているので周囲が暗い場合は眩しくて極めて見ずらい。利き目が右の人には問題がないのかもしれないが左が利き目だと非常に影響を受ける。環境により液晶画面を使用したりファインダーにしたりといった使い分けをして運営でカバー。

■ 起動速度等:

スイッチを入れると一秒程度で撮影可能になる。また、次の写真を撮るまでの時間は、640×480で 2秒程度。待たされているという感覚は無い。 何より嬉しいのは、撮影したショットを再生したい時。背面パネルにある回転式ボタンでワンタッチで再生モードに変わる。約 1秒程度といったところ。写真の再生は極めて高速。アロー・ボタンを押すことで直ちに次の画像が一気に(徐々にではなくて)表示される。

■ 記録メディア:

pic 7KB
記録媒体はスマートメディア 3.3Vを使用。スマートメディアのスロットは底面の電池コンパートメントと隣接関係にあり、共通のバッテリー・カバーを開けて取り出す仕組みで、あまり扱いやすくない。 メディアをいためないように取り出そうと注力すると、カメラが傾き今度は電池を落としそうになる。カードを頻繁に取り出す事は設計時にあまり重きをおいていなかったように見受ける。 撮影データの転送方法としてはメディアを取り出してカードリーダーやフラッシュパスで読み込む方法は高速だが、上述のように、メデイアを取り出しにくい構造になっているのが気になる。尤も、ケーブル転送しか考えていないわたしには全く問題にならない(リーダーは持っているが)。

■ PCへの転送:

FinePix 40iは本体にUSBポートが設置されているので付属している専用のUSBケーブル転送が安全度も高い。 USBドライバは CD ROM が同梱されている。Win98、Win2K、Mac用が含まれている。 PCに画像を取り込んでみる。2400×1800、1280×960、640×480のノーマル・モード、マクロ・モードのテスト撮影をダウンロード。
USB転送:
USB転送は高速で気持ち良い。スマートメディアは記録媒体としては脆弱なところがあり好きではない。取り出してリーダーに挿入して読む方法だと出し入れがエラーの発生源となることがあるからなのだが、FinePixは USBポート付きのカメラなのでスマートメディアは格納したままで使えるため安全度は高いだろう。 スピードはサイズもよるが2400×1800で一枚一秒程度。1280×960や640×480pxでは10枚程度でもあっという間で転送時間を意識しないで済む。

■ 電源:

単三形ニッケル水素充電池2本使用、ほかに単三型ニッカド充電池も可。非常用には単三アルカリ乾電池も使えるが機能がかなり制限される。
ACパワー・アダプタ(3V)が別売で提供されているが、今迄の経験から、ACアダプタはあれば便利という程度で実際にはPCへの転送は電池のままでという事も多かったので、今回はアダプタ購入せず。
電池のもち:
Ni-MH充電池(1600mAh)使用の場合
画像撮影 … 液晶モニタ・オンで80枚、オフで230枚。
mp3 … 連続150分再生。
上記のデータはメーカーの公表値。わたしがテストしたものではない。
実際には、撮影したものをすぐに再生して確認するというプロセスをとることが多いの液晶モニタ使用頻度が上がるため電池のもちは最大でも上記の半分程度であろう。 また、1200mAhでは液晶モニタ・オンで20枚くらいしかもたなかった。1600mAh以上が必須。
■ MP3:

FinePix 40i の特徴のひとつはMP3プレーヤー機能付きという事がある。
Finepix
携帯用のMP3プレーヤーは初めて使うが、CD並の音質を確保。 テストは、マンハッタン・トランスファーの Meet Benny Bailey、Down South Camp Meetin'、Skylinerの三曲を転送して聴いてみた。ただしこの選曲ではスゥイングすしぎでこんなの聴きながら外を歩けない(踊ってしまう)。 尚、MP3ファイルのカメラへの転送は、専用のオーディオアップロード・ソフト以外では出来ないというのはちょっと不便。カメラと音楽が融合した理由はイマイチわからないが旅行には便利かもしれない。但し小型のヘッドフォンで満足のいく音質の物に出会ったことがないので FinePixはポケットサイズでもヘッドフォンは使っていない時でもポケットには入らない。 電池のもちは、mp3再生時も想像していたよりも良くて使用は快適。

■ OVERALL SATISFACTION LEVEL:

極めて満足。対抗機種であるキャノン・デジタルELF(日本ではIXY)と随分迷ったが、最終的に FinePixにしたのはいざというときは単三アルカリ電池が使えるということであった。 キャノンのスタイリッシュなデザインにはいまだに未練はあるが、最初は気になった FinePix の奇妙な外観も慣れればあまり気にならなくなった。 それぞれのアクションの速いところが良い。尚、音声付の動画(ムービー)を撮る機能もあるが特に興味がなくテストは行っていない。



■ スペック:

映像素子 … 2.4百万画素
撮影感度 … ISO200相当
焦点距離 … f = 8.3mm(35mm カメラ換算 36mm)
絞 り …  F2.8/ F9.8 自動切換え 
撮影速度 … 1/4秒 〜 1/1000秒
撮影可能範囲 … 標準:約 50cm 〜 ∞、マクロ:約 6cm 〜 約 50cm
デジタル・ズーム … 640x480 で 3.75倍、1280x960 で 1.875倍
オプティカル・ズーム … 無し

サイズ、重量:
85.5mm (W) × 71.0mm (H) × 28.5mm (D)(突起部含まず)
重量は155グラム、電池とスマートメディア搭載で210グラム。

価格:
本体 US$ 499.99 (amazon.com にて)。


(12AUG2001)

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