伝統的なフォトグラフ雑誌「LIFE」でネガフィルム管理者として真面目に働く地味な人生の主人公が、「LIFE」誌廃刊ともなう大切な写真のネガを探すために一念発起してマンハッタンからグリーンランド、そしてとアイスランドと世界各地への冒険の旅に出る。ファンタジーとコメディーのハイブリッド。

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「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから」というスローガンを掲げる伝統的フォトグラフ雑誌『LIFE』。ウォルター（ベン・スティラー）は、『LIFE』編集部のネガティブ・フィルム管理部門で16年にわたり真面目に働く地味で平凡な男。想いを寄せている同僚シェリル（クリステン・ウィグ）に直接声を掛ける勇気もないが、妄想の中ではスーパーヒーローでシェリルに対しても情熱的に接していたが、現実社会では消極的な人生を送っていた。

ある日出社したウォルターは、ライフ社事業再編と、それによるLIFE誌の廃刊を知らされる。
LIFE誌を代表するフォト・ジャーナリストであり、冒険家のショーン（ショーン・ペン）は、廃刊を知っており、ウォルターへの手紙と、LIFE誌のために撮影した最後のフィルム、そしてウォルターのこれまでの仕事ぶりに感謝を込めた、革財布のギフトを届けていた。しかしショーンが「最終号の表紙に相応しい」としている「25番目のフィルム」はそこには無かったのだ。ネガティブ・フィルム管理者としてフィルムが「無い」という選択肢はありえず、フィルムを見つけることに全力を注ぐ。

ウォルターはショーンを探して世界へ旅に出る。現実社会での驚くべき冒険が始まった。グリーンランド、アイスランド、アフガニスタン各地で様々な事件に巻き込まれるも困難を乗り越えて、ようやく25番目ファイルのある場所を知ることになり、LIFE社に届けたのだった。

LIFEの最終号の表紙を飾ったのは・・・

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ベン・スティラー自身が監督も務めた本作品は、世界を旅する景色が素晴らしい。特に夏のアイスランドの美しい景色が楽しめた。ストーリーも非常に良く出来ていてとても面白かった。

　
主な出演者：
Ben Stiller ... Walter Mitty
Kristen Wiig ... Cheryl Melhoff
Sean Penn ... Sean O'Connell
Shirley MacLaine ... Edna Mitty

Director: Ben Stiller