自分が鹿になった夢を同時に見た2人の孤独な男女が恋愛に陥る、という不思議な話。
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ブダペスト郊外の屠殺場で働く２人は前の晩に同じ夢を見たことを認識する。
エンドレは片手が不自由な中年男、マリアは頭脳明晰だが人間との付き合いが苦手。
夢の中の2頭の鹿は清らかで美しい森の中で自然な触れ合いでで過ごしている。 ところが、現実社会の2人はぎこちなく些細な行き違いから互いを求める心を表現できないでいるのだが・・・
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ストーリーも展開も面白いのだが、２人の働く職場が屠殺工場で、よって牛の残酷場面がでてきて、せっかくの他の美しい画面も台無し。 しかし、見終わってしばらくすると、不思議な世界が戻って来て全ては夢の中のような気分につつまれる。
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ハンガリー語による映画なので画面から目が離せない。