『 ジョイ・ラック・クラブ 』

Joy Luck Club, The (1993) U.S.A. 2hr. 19min.



移民として中国からアメリカに渡り、苦難の人生を生き抜いてきた4人の母親と、アメリカ人として生まれ育った2世たちの母と娘の心の絆がテーマ。 ベストセラーとなったエイミー・タンの同名小説の映画化。

ロサンゼルスで四人の同年代の年配女性がマージャンをしたり食事をしたりする会、ジョイ・ラック・クラブをつくっていた。 平和な集まりだったが、そこに至るには各メンバーの過去には壮絶な人生があったのだ。 今回はじめて参加したアメリカ人ジューン(ミング・ナ:『ストリート・ファイター』)はその席で、母の辛い過去をはじめて知る。 夫々のメンバーの歴史が中国時代に遡って映像化されていく。

つまらない辛気臭い映画だと思っていたが重厚な作りに2時間以上の作品なのに飽きることも無く観た。 実際の移民の子孫が観る場合はまた異なる視点なのだろうが、移民の実感が無くても充分にたのしめた。



dir: Wayne Wang
(10/14/00)

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