有能なサイキアトリスト（精神科医）が巻き込まれる殺人事件の真相はゴーストがからんでいた。

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女子刑務所の精神科医である主人公のミランダ（ハーリ−・ベリー）は、担当している患者のクローイ（ペネロペ・クルス）との面談記録を書き終え、日課の水泳を済ませて帰宅のために雨の夜道を運転中、道の真ん中に立っている少女を見かけて急停車するが、その瞬間から記憶を失い、次に気づいた時は、自らの勤務先である刑務所に留置されていた。 なんと夫を斧で殺した罪だと言う。身におぼえの無いミランダは色々と調査をおこなう。調べが進むうちにわかった“事実”とは、彼女が路上で見かけた少女は実はゴーストで、出遭った瞬間ゴーストがミランダに取り付き殺人を行ったということだった・・・

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記憶を失っている間の出来事の謎解きとゴーストの二本立てのようなテーマは面白いのだが、脚本がお粗末で、ゴーストのほかに存在する犯罪の背景がお粗末。 とはいうものの、ハーリー・ベリーはきれいだし、熱演もまあまあ。劇場公開時は成功しなかった作品だが自宅でDVDで観る分にはそれなりに楽しめた。

題名どおり映像はゴシックでなかなか美しい。

主な出演者：
Halle Berry ... Dr. Miranda Grey
Robert Downey Jr. ... Dr. Pete Graham
Charles S. Dutton ... Dr. Douglas Grey
John Carroll Lynch ... Sheriff Ryan
Bernard Hill ... Phil Parsons
Penélope Cruz ... Chloe Sava

dir: Mathieu Kassovitz