SUMMARY:

元天才的神経外科医、今は魔術師のドクター・スティーブン・ストレンジの活躍を描く2作目。歪んでしまった時空に直面するということから映像もスケールアップ。


STORY:

ドクター・スティーブン・ストレンジは、以前と変わらずマンハッタンのアパートで暮らしていた。ある日、マンハッタンの路上で巨大モンスターに襲われそうになっているティーンエイジャーの女の子に遭遇し、彼女を救おうとモンスターと闘うが敗れてしまう、というところで自宅のベッドで目覚めて悪夢だったと知る。

数日後、かつての恋人クリスティンの結婚式に参加したストレンジは、そこで件のティーンの女の子アメリカを見かける。前に出逢ったのは夢の中ではなくて別のユニバースでの出来事だったのだ、と伝えられる。

禁断の呪文で時空を歪めてしまい、マルチバース（多元宇宙）への扉を開いてしまったのだということがわかり、歪みを正すためにストレンジは最強の魔女スカーレット・ウイッチ（ワンダ）に助けを求める。 ストレンジ、ウォン、ワンダは合同でマルチバースの歪みを元に戻しインカージョンを防ごうとするが、もはや彼らの力だけでは止めることのできない人類への脅威が起きそうになって来ていた。

ストレンジは人類を救うことができるのか・・・


IMPRESSIONS：

人間の葛藤、生、死、愛などさまざまな要素が盛り込まれてはいるが、なんといっても、SFXが素晴らしい。

なにしろマルチバース（Multiverse）なのだから、なんでもアリ。映画館の大画面での鑑賞が最適。できたらIMAXが良いかも。

ティーンエイジャー役で出てきたソーチー・ゴメスは、とても良い味を出している。


REMARKS：

シリーズ一作目となる前作は2016年だったが、以降も、スパイダーマンやアヴェンジャーズなどのMCU作品にドクター・ストレンジは登場していたので、久しぶり感はなかった。

前作のScott Derrickson監督からライミ監督になり、映画の雰囲気もスパイダーマン的に。

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主な出演者：


Benedict Cumberbatch ... Doctor Stephen Strange
Elizabeth Olsen ... Wanda Maximoff / The Scarlet Witch
Chiwetel Ejiofor ... Baron Mordo
Benedict Wong ... Wong
Xochitl Gomez ... America Chavez
Rachel McAdams ... Dr. Christine Palmer
Michael Stuhlbarg ... Dr. Nic West
Sheila Atim ... Sara
Patrick Stewart ... Professor Charles Xavier

Director: Sam Raimi