幼い頃の事故で盲目となった主人公が超能力を得てデアデビルとなり悪と闘う。 マーヴェル・コミックスのヒーロー「デアデビル」の実写映画化。

主人公マット･マードック（ベン・アフレック）は、少年時代に産業廃液を浴びる事故に遭遇して視力を失うが、超人的な聴力や嗅覚などのレーダーセンスを身につける。 父親がギャングに殺されてから悪と戦うことを人生の目標とし、昼はヘルズキッチン（マンハッタンのウエストサイド、14th Street から 52nd Street、8th Avenue　と　ハドソン川で囲まれた地域）庶民のための弁護士として働き、夜はマスクを着けてデアデビルとなり超能力を駆使して邪悪なギャング撲滅に力を尽くしていた。

街のカフェで偶然であったエレクトラ（ジェニファー・ガーナー）と恋におちたマット・マードックだが、その幸せは長くは続くことは無かった。エレクトラはギャングのボス「キングピン」（ダンカン）に雇われた殺し屋ブルズアイ（コリン・ファレル）との戦いに破れ死んでしまう。人生で愛した二人の人を宿敵キングピンにより殺されたマット・マードックは復讐を決意する・・・

格闘シーンは面白いが、映画全体は暗く、テーマも不明瞭。 超能力を身につけた仮面のヒーロー物としてはおなじマーヴェル・コミックスのスパイダーマンに大きく水をあけられているといえよう。

主な出演者：
Ben Affleck … Matt Murdock/Daredevil
Jennifer Garner … Elektra Natchios
Colin Farrell … Bullseye
Michael Clarke Duncan … Wilson Fisk/The Kingpin
　
dir: Mark Steven Johnson