ロアルド・ダールのファンタジー小説「チョコレート工場の秘密」の２度目の映画化。
（一回目の映画化は1971年ジーン・ワイルダーによる「Willy Wonka & the Chocolate Factory」）

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謎の経営者ウィリー・ウォンカ（ジョニー・デップ）のチョコレートは世界一。40年にわたる長い間の人気商品だが、最近は15年以上その工場にはだれひとりの出入りも目撃されていない。

ある日ウィリー・ウォンカは世界中の子供から５人のみを自分のチョコレート工場に招待すると発表、チョコレートの包みにはいっている金色の招待券を引き当てた5人の子供達がいよいよ工場へ向かう。 食い意地ばかりの肥満児、虚栄心の塊の子、金持ちの家に生まれ育った物欲の塊の子、生意気なゲーム・オタク、そして貧乏な家に生まれた心優しい少年チャーリーという夫々ちがった個性の子供達は、カラフルな世界に案内されるのだが・・・

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ダークでシニカルな世界がカラフルな夢のような映像のなかに展開される。 白塗りのジョニー・デップは観る前に想像していたよりは気持ち悪くなく、変人ウィリー・ウォンカになっていた。 働き者の小人、ウンパ・ルンパが良い。165人登場するが、全てはひとりの役者（ディープ・ロイ）により演じられており、何回もテイクを撮影して合成したとのこと。

バートン／デップはやはりゴールデンな組み合わせ。

主な出演者：
Johnny Depp ... Willy Wonka
Freddie Highmore ... Charlie Bucket
David Kelly ... Grandpa Joe
Helena Bonham Carter ... Mrs. Bucket
Deep Roy ... Oompa Loompa
Christopher Lee ... Dr. Wonka

　
dir: Tim Burton