『ボヘミアン・ラプソディー』

Bohemian Rhapsody(2018)  UK | USA 2hr14min.



バンドQueenの結成から1985年Live Aidコンサートでのパフォーマンスまでを、フレディー・マーキュリーに焦点をあてて描いた伝記映画。

---

子供の頃からアマチュア・ロックバンドで歌ったりしていたフレディーは、ロンドンのクラブでパフォーマンスしていた学生バンドにヴォーカルの空きが出たことを知り自己を売り込みメンバーとなる。

それまではローカル・バーでのギグがせいぜいだった冴えないバンドだった彼らは、フレディーが加入してからは、彼の卓越した歌唱力、ソング・ライティングのスキルによりバンドはどんどん成功をおさめる。

あっという間にレコード・デビュー、米国コンサート、さらに全世界的なツアー。

しかし、バンドに喧嘩はつきもの。バンドの制約なしに、もっと自分の自由にやりたいと思ったフレディーはCBSからオファーのあったソロ活動契約にサインした。Queenを辞めるという訳ではないつもりだったが、ソロ契約をしたことからバンド仲間はフレディーと仲違いしてしまう。その頃からゲイに目覚めたフレディーは毎晩のようにクラブ通いをしては愛人を漁るといった生活をするようになっていた。

体調不良をおぼえたフレディーはドクターに診てもらいAIDSに感染していることを知る。当時は良い薬がまだ開発されておらず、AIDSということは残りの人生が長くないことを意味するのだと認識したフレディーだった。

また、ソロでは2枚のアルバムをリリースする契約なのだが、曲作りに苦戦していた。彼には仲間であるバンドが必要だったと悟る。そこでバンドに頼み、4人での活動が再開され、ボブ・ゲルドフがプロデュースしたLive Aidコンサート(アフリカ飢餓救済チャリティー・コンサート)で劇的なパフォーマンスを行った。

---

レミ・マレックによるフレディーはまるで、彼が生き返ったかと思わせるほど。俳優はフレディーを演じているのではなくて、フレディーになっていた。 フレディーの大きく出っ張った特徴的な歯は、付け歯で再現、フレディーの演劇的なステージでの動きも再現し、映画スクリーンの前の視聴者をクイーンの時代と世界に引き込む。

ロックスターの伝記映画というカテゴリーを超えた上出来の人間ドラマ作品。

---

 
主な出演者:

Rami Malek ... Freddie Mercury
Lucy Boynton ... Mary Austin
Gwilym Lee ... Brian May
Ben Hardy ... Roger Taylor

Director: Bryan Singer


(20NOV18)


movies menu  |  main menu  |  home