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ニューヨーク市に500頭の牛が出現した。それもカラフルで個性的なアートな牛達だ。
実はこれはカウパレードという「kunst+kuh」（アートと牛）を融合させたイベントで、目的はチャリティー及び地域への観光客誘致にある。
これらの牛のプロトタイプは全部で３種類あり、スイスの「ブラウン・スイス」種の乳牛がモデルになっている。体長 7フィート、幅 2フィートのグラスファイバー製のボディーを補強したもので約50キログラムの重量があり本物の牛より大分軽量。
ただし、それでは軽すぎるので。300キログラムの重しをつけてコンクリートの台に固定してある。
去年、シカゴで行われたこのパレードで、騎馬警官の馬がこのアート牛をホンモノの牛と思って驚いてしまい大変だったので、今年は、まず５月に、ほんのわずか数頭の牛を街の随所に設置し、馬が慣れた頃をみはかって、約 1ヶ月少々経過した６月の中旬になり一気に500頭の牛が街の通津浦浦に放牧されたのだ。
パレードのオフィシャル日程は 6月15日から 9月4日まで。
このカウパレード、誰でも牛のスポンサーになることが出来るのだそうだ。一頭 7,500ドル。
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