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nov 01 99  mon

靴が原因で人の命が奪われたという話を今日の新聞で読んだ。

茨城県で軽自動車を運転中の事務員がカーブを曲がりきれずにコンクリート柱に激突、同乗者は死亡、運転していた本人も怪我をしたというもの。 その事故原因について、運転していた女性は「靴底が厚すぎてブレーキを踏めなかった」とコメントしたそうだ。

そういえば、夏頃の週刊誌のグラビアで、砂浜に弱々しげに立つ女性達の写真をみたことがある。「地球上でもっとも砂浜に向かない靴」とキャプションがあった。 捻挫や骨折が続出しているという記事も別の週刊誌で読んだ。

命とひきかえにしてまでヘンテコな靴(本人達にとっては素敵な靴なのだろうが)を履く心理は当人にしか分からないのだろう。

靴といえば、もうひとつ。こちらは、命をかける必要があるような物騒な流行ではないが、靴の爪先部分が四角かったり丸っこかったりするものを最近みる。 似合う人が履いていると、新鮮なルックスだなあと思う。 ただし、わたしにはむかない。指が先端につかえてしまう。 靴は先端にいくに従って適度に細くなっていくものがわたしの足の構造には一番適しているのだが、先端が殆ど平らになった「スクゥエア・トゥ」や丸くなった靴を快適そうに履いている人たちの足はやはり指などの仕組みが微妙にちがうのだろうなあ、と思ったりした。



nov 02 99  tue

パンツ

今日、会社での出来事です。

寒がりのBさんは、いつもロングスカート姿です。
  Bさん 「わたし、冬になったら、ぱんつはいてこよーかな、と思ってるんだ・・・」
  その他 「えぇぇーー?」 (い・いままでは、のーぱんだったのっ??)
全員しばしフリーズ。
実は、Bさんの言うぱんつとは、ずぼんの事だったと分かるまでには、少し時間がかかりました。




nov 03 99  wed


東芝ノートブックPCの欠陥訴訟

先週のWSJ(The Wall Street Journal)によると、東芝は欠陥品とされるノートブックPCを米国内にて販売したとして、半年前にテキサス州で引き起こされた集団訴訟の和解策として総額21億ドルの和解金を支払うことに合意したとのことである。 内容は、現金、ソフト修理、或いは交換等による対応が約束されているという。

対象は5百万台以上の東芝製ノートブックとあり、欠陥の原因については、FDDを制御するフロッピー・ディスク・コントローラーにあるとされており、その欠陥によりデータが破損する場合があるとのこと。

わたしは、東芝製のノートブック型PCは2台所有しているが、そのうち1台は米国で販売されたものだ。 データが破壊されるかもしれないリスクを負っていたとは知らなかった。もっとも、FDDはそんなに頻繁な使用状況下にはなかったが、データが破壊された事は無い。 それなりに幸運な星の下に生まれているのだろう。

東芝の補償だが、21億ドル÷5百万台、単純に割り算すると、一台あたり420ドルになるが、被害の程度などにより受け取るものも異なるのであろう。わたしは、PC類を購入した場合、ユーザー登録などはきちんとする方なのだが、ここ数年は引越しが多く、そういった住所変更のメンテナンスは機械関係のユーザ登録までには至っていない。 おそらく引越しの連絡などをきちんとしていて、つまりかかるPCのユーザであるわたしの所在を東芝に明確にしてあれば、50ドルの小切手くらい届くのかもしれない。 実際には、もう、殆ど使っていないマシンなのだが、東芝の対応状況を実体験してみたいという好奇心はある。

それにしても、この「欠陥」は、東芝の製品にのみ該当する問題ではない。半導体メーカーが製造したコントローラ・チップの設計に起因したものと言われており、同様のチップは数多くのPCにも用いられているに違いない。 半導体メーカは今回の和解には参加していないとのことで、東芝だけがさっさと和解案に合意した背景が気にかかる。他の大手コンピュータ・メーカーのこれからの出方も興味深い。


nov 06 99  sat


SPAM

毎日少なくとも 5、多い時は15もの SPAMが来る。
SPAMとは、所謂ジャンクメールである。SPAMの本来の意味は、米国にあるミートローフの缶詰の固有名詞。 かつて、その商品名を連呼したTV広告をうったことから、無差別に大量の広告を送り付けるジャンクメールのことが“SPAM”と呼ばれる様になったいわれている。

わたしのところの送り付けられてくるSPAMだが、内容的には、多い順にリストアップしてみると以下の様なカテゴリーとなる。
  1. 投資
  2. ダイエット
  3. ケーブルTVが全部みえるブラックボックス
  4. 行方不明の人探します
  5. 18歳以下禁止のアダルト・サイト
  6. あなたもこれで禁煙できる!
どうせなら、少しはわたしの興味の対象と一致したものを送ってくれば良いのにと思うのだが、全てはわたしの関心の無いものばかりだ。
10くらい持っているメールアドレスのうち、SPAMが来るのは、ある特定のものだけなのだ。 特にそのメールアドレスをどこかに登録したということは全く無い。 むしろ、メアドの悪用には充分注意しているので、購読などについて登録する時は、転送サービスを介したアドレスを使用している。 従い、上記6カテゴリーは、一般的な人々が興味を持つものを無差別に送り付けているという事なのだろう。
「探偵」(行方不明の人探します)が多いのは、米国的だ。こちらは、牛乳のカートンにも Missing Person広告が載っていたりして突然消息がなくなる人は多い様なのだ。

SPAMが届くのは、そのプロバイダーのせいだとずっと思っていたのだが、最近、同じISPの人と話していたら、その人のところにはひとつのSPAMも来ないとのこと。 その人とわたしの相違点から、SPAMが送り付けられる基準がようやく分かった。 あるISPがホステリングしているサーバーに WEB SITEを持っていると、その URLからメールアドレスがわかる場合があり、わたしの場合、 いくつかある、Websiteのうち2つはかかるISPのサーバーで開設しており、SPAMが来るメールアドレスとまさに一致していた。

「差出人の名前」と「件名」で、SPAMであることはわかるので、全て開けないで削除してます。 だから、わたしに広告メールを送るのは全く無駄なのですよー、送信者の皆さん。



nov 08 99  mon


ご審査

今日の読売新聞で、某消費者金融の広告を目にして、我が目を疑った。
「ご審査」と題されたその広告は、自社の審査方法などにつき説明したものだった。

氏名、生年月日、住所、年収などを聞く、本人の了解を得た上で個人信用情報機関に消費者ローンの利用状況の照会をする(クレジット・ヒストリーの確認の事だろう)、など。 どれをとっても貸出審査ではあたりまえの事だ。きちんと審査をした上での貸出ですよ、というイメージ広告なのだろうが・・・
しかし、日本語では、「ご」というのは相手のことを敬って付けることばで、自分が行うことには「ご」はつけない。 「希望があればお知らせください」とはいうが、「わたしの希望はこれです」とは言わない。

ご審査、というと、音で聞くと、まるで「誤審査」みたいだ。目はひくが、イメージ・アップには役に立っていないのではなかろうか。

同じ広告には、その会社の貸出しのうち、契約どおりに返済している顧客は97%に達している、とある。 もしほんとうなら、大変な数字だ。貸倒れ率が3%の金融機関など聞いた事がない。 誤審査による誤統計の結果の誤広告なのかと思ってしまう。
(ほんとうは、計算基準が銀行の貸倒れ率とはちがうのでほぼ 3%といった結果になる様です)



nov 09 99  tue


Pokemon

日本でも人気が続いているポケモン、米国では Pokemon の名前で紹介されており、以前よりTV放映がされていた。 最近、その人気がブレーク。 街をあるいてもあちこちでポケモン・グッズを目にする。レンタル・ビデオ店でも、ポケモンのビデオが人気だ。 子供達の間では、ポケモン・カードが貰ってうれしいもののトップとなっている様だ。

大人たちも Pokemonが大好きだ。今日の昼時、5〜6人の人々が「バーガーキング」の袋を抱えて会社に戻ってきた。 そして大騒ぎが始まった。 明日から上映が始まる当地初めての「Pokemon Movie」とのタイアップ・キャンペーン中で、バーガーキングでバーガー等を買うともれなくPokemon関連グッズが付いてくるのだ。 大人達が大騒ぎしている対象は、大人の拳(こぶし)大くらいの球形のプラスティック。それは真中から半分に割れ、中から様々な Pokemonグッズが出現する仕組み。 黄金色の Pokemonカード、Pokemonのキーチェーン、そして、もちろん、一番人気は、ピカチュー人形だ。 ひとつの球から、黄色いピカチューが転がり出た。それは、柔らかい材質で出来た人形で、お腹のあたりを押すとおしゃべりもする。 オフィスのあちこちでPCの周辺などが Pokemonだらけになるのも時間の問題かもしれない。

こちらでの日本のイメージというと、バブルの頃は土地やビルを買いあさるエコノミックアニマル、もう少し前は、コンピュータ会社の「スパイ」行為疑惑など良くないイメージも多い。 Pokemon は 経済摩擦にはならなそうだし、MANGAという平和的なメディアで日本が広まるのは歓迎だ。



nov 12 99  fri


離陸の瞬間

休暇で東京へ。
いつもどおりユナイテッド航空の直行便に乗る。
いつもどおり、席につくと直ちに毛布にくるまりシートベルトのバックルをきっちりと留める。
つまり、いつもどおり、直ちに、さなぎ状態に突入、眠りの世界にはいっていくわたしなのだ。

自分が運転していない乗り物に乗ると、起きていられないという体質で、飛行機の離陸の瞬間というのは知らない事が殆どなのだ。 本当は、とってもエキサイティングなモーメントなのに何て残念なのだろうと思う。 当然、着陸の瞬間もよく分からない。
飛行中、眠ることが出来ないという人のハナシを良く聞く。そういった人の場合、14時間のロングフライトなど退屈でとてつもない苦痛を伴うことらしい。 その点、わたしは、ひたすら眠っているので、強いて言えばせっかくの無料で見られる映画の鑑賞ができなくて残念と思う程度で、それ以外は絶好の睡眠摂取タイミングだと思っているのだ。

日本に着くと夕方。シャワーのあと夕飯を食べて、アンパックを少々したりしていると、日本の夜のしじまが訪れ、わたしは、早速ねむくなってしまう。 日付変更線と時差で間延びした一日はこうして殆ど寝ているうちに過ぎて行くのだ。



nov 16 99  tues


運転免許の更新で寿命が一年くらい縮んだ

日本の運転免許は殆ど使うことが無いので、大分前に失効してそのままにしていたのだけれど、前回リカバリさせたので、今回はきちんと更新することにした。 正しい更新時期は今年の7月だったのだけれど、誕生日を過ぎても6ヶ月以内なら簡単な手続きで更新が出来る。

従来は、鮫洲の試験場で手続きをしていたのだが、今回は友人などの推薦で江東区東陽町の試験場へ行ってみた。
あらかじめ用意した写真を切り申請書に貼り、窓口へ。失効していると普通の更新より値段が高く、合計で 6,900円とのこと。 お金を払うと切手を大きくしたような薄紙で出来た収入印紙を何枚も渡され、申請書の裏のきまったボックスに貼るようにいわれる。 間違えた場所に貼っては大変と緊張するが、6枚くらいをそれぞれの場所に正しい向きに注意深く貼りつけて申請書提出はクリア。
次は視力検査。モバイルの小型画面ばかり見ているので最近の視力は果てしなく悪いのだが、検査は大きな丸のどこに切れ目があるかの「C」(みぎ)とかそういったもので、問題なくクリア。 色盲(または色弱)検査はなかった。次の場所に移動して、写真を撮って二階へ。
「講習」を受ける前の部屋には、運転席と前にひろがるビデオ・スクリーンがセットになったドライビング・シミュレーターのようなものがあり、ここで、運転をせよ、とのこと。 運転する前にシートベルトをちゃんとして、あとは電柱にぶつけないようにドライブするようなゲームみたいで楽しいものなのかと思っていると、突然、物陰から人が飛び出すではないか。 そういう仕組みとなっているとは全く知らされていなく、一体何がおきたのか、と強い戸惑いが全身と脳裏をつつむ。激しい動揺におそわれているのが自分でわかった。 右足は反射神経的にブレーキに踏みかえていたが、心臓の鼓動が倍くらいの速度になったのがわかる。
そのあとも、何回も自転車がとびだしてきたり、いろんな危険がふりかかり、「ごくろうさまでした。壮絶な体験いかがでしたか。」といった録音が流れ終了。 どうも、危険察知能力について自己啓蒙をするためのシミュレータらしいのだが、そうならそうと、事前に知らせてもらわないと、心臓に悪い。

次の部屋で落語家みたいなおじさんの「講習」が10分くらいあり、免許を受け取り終了。 ここは、広くてきれいだし、何より良いのがすいていることで、講習を含めても一時間もかからずに全てのプロセスが終了。寿命は1年くらい縮んだ。



nov 20 99  sat


シーマンとの遭遇

竹橋にある皇居東御苑は、広々とした空間が心地よい公園で、たまに訪れる。 何しろ、殆ど人が居ないというところが素晴らしいのだ。
天気が良いのでのんびりと散歩をしようと午後から出かけた。 場所は営団地下鉄東西線・竹橋駅。家から30分程度で到着。
なんとなく様子がいつもと違う。 入り口ではいつもの「番号札」の代わりにパンフレットを渡される。ちらっとみたところ地図や盆栽の写真がのっていたりで興味が無く、取り敢えずバックパックに放り込み中へ。 やっぱり、様子がちがう。私服の監視(?)があちこちにたくさん立っているし、来園者もいつもの百倍以上の感じ。
撮影をもくろんでいた大きな石垣の前に辿り着くと大きなテントがはられていて馬車やらクラシックカーやらが展示されている。 ロールスロイスとメルセデスの車が並んでいて、メルセデスの方が人気があり、一緒に記念撮影をする人、人、人。 遠くにはのぼりみたいな物も見える。近くにいた私服に何の展示かと尋ねたところ、平成天皇十周年記念の特別展なのだとのこと。 なるほど。たくさんの人出は記念展示会の見物客という訳だったのだ。


人込みが苦手なわたしは、すっかりいやになって、早々にきりあげることとした。 出口への道のりに日本庭園があるのでちょっと立ち寄る。

日本庭園の池には鯉が何匹か泳いでいたが、ふとみると、なんとシーマンそっくりのやつがいるではないか。

人面何々というのは、全部いんちきだと思っていたのだが、本当にいるのだなー、と妙に感動した。
魚が人の顔をしている、というよりは、人間が何かの拍子で魚になってしまった、という感じだ。 なんか訴えたいことでもあるのか、水面ちかくを旋回していたので、気を付けて目をはなさないようにしていたが、良く見ると他の鯉たちも同じように水面ちかくをうろうろしている。 シーマンがわたしに救いを求めているのではなさそうだったのでその場を後にした。





nov 26 99  fri


夜間飛行

2週間の東京の休日は光速で経過、あっという間に帰国の日になってしまった。
わたしのお気に入りのフライト、ユナイテッド航空800便は午後5時成田発なので飛行時間の前半は夜である。
乗ってびっくり。約半分は空席。こんなに空いている飛行機に乗ったのは何年ぶりだろうか。 予約した席はわたしの必須条件である通路側。 三人席の通路側の席でしたが、隣もそのとなりも空席なので窓際に移動してみた。 窓の外は夜空。ミッドナイトブルーの空に光る満天の星、眼下は月明かりに照らされた雲。月光を受けた翼が銀色に反射しながら東へと飛行中です。 ロマンティックな夜間飛行であります。
(機内にて)



nov 27 99  sat


早起きは三文の得?

一般的には、西から東への移動に伴う時差ボケは辛いものがあるといわれているが、わたしの場合、まったく該当せず、東から西に行く時が辛い。 だから、今回も、東京では時差ぼけがとうとう抜けなかっと思う。 ニューヨークに戻ってくると時差関係の違和感は何にも感じない。やはりフライトの疲れもあるのか、いつも、NYに戻った夜は早目には眠くなるのだが、昨夜も、8時過ぎに睡魔に襲われ、ベッドイン。
おかげで今朝は5時前に起床。早起きは三文の得というので、 今日はきっと何か良いことがあるのでしょう、と楽しみにしていたが、結局とりたてて損得の無いまま一日が終わった様に思う。

でも、早起きはマイブームになるかもしれない。寝坊のわたしは、夜明けというものを観たことが殆どないのだが、これは美の極致だということを発見した。 漆黒の空が徐々にネイビーブルーからやや紫がかったピンクみをおびたブルーにかわっていく様は感動的だ。 もしかすると、これが、早起きで得する事なのかもしれない。



nov 30 99  mon


ヘアスタイルと顔

希望のヘアスタイルを自分以外の人に伝えるのに一番の方法は、写真を見せることだ。
その写真が、過去の自分の写真である場合は問題はないのだが、雑誌などで見かけて良いなと思った写真を切り抜いたりした場合、その写真が見目麗しいモデルやら俳優やらの場合、ちょっと面倒な展開となる場合がある。見せた相手にもよるが、「顔がちがうよ」(だからこういう風にはならないのだ)といった事をいう人が結構いる。
こちらは、頭の中でモンタージュ写真的に自分の顔と見本写真ヘアを合成して映像化したうえで、このヘアスタイルなら結構自分の好みの感じになりそう、とシミレーションしているのだ。 更に、写真の顔についてのコメントは全くしておらず、顔の位置づけは好みのヘアスタイルの写真にたまたまくっついているといったものに過ぎない。

そもそも誰か他人の顔になりたいなどと思ったことは只の一度も無い。顔は親から貰ったわたしのアイデンティティーだ。整ったパーツが整然と配置されている顔を見たら、きれいな顔立ちの人だなあ、と眺めることはあれども、その人の顔になりたいなどとは夢にも思わないのだ。 顔を変えたらその部分のアイデンティティーは無くなってしまい別の人になってしまう様な気がする。「顔がちがうよ」という人たちは、そこら辺をどう考えているのだろうか。

今、わたしが、ヘア見本として保存してある写真はかなり前に雑誌から切りぬいたもので、新しいスタイリストに当たる時は見せることにしている。 写真の人は、所謂、読者モデルというもので、「この人誰?」と聞かれることはあっても、「顔がちがう」といった反応は無い。






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