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  △  1月前半 (2000.01.01 - 2000.01.15)


jan 16 00  sun


冬ごもりの秘訣


月曜日がキング牧師の誕生日(ナショナルホリデー)につき、この週末は三連休。 天気予報ではずっと寒い日が続くとのことなので、部屋でぬくぬくと過ごそうと画策。準備万端で現在は冬ごもり進行中。

金曜日の帰りに零下10度という気温をも厭わず近所のグローサリー店に寄り食料品を調達してあるので3日間一歩も部屋から出ない生活が可能なのだ。 これを忘れるとコートや帽子などを身に纏って外の世界に出て行かねばならない。寒い中を歩くのは実は好きなのだが、そういったヘビー・ギアの衣類を身に付ける手間が面倒なのだ。 更に面倒なのが、外から戻って来てさっき着用したばかりのレイヤーをひとつずつ元の場所に戻すという作業だ。 折角なので、そのままで居ると、もこもこ衣料は室内での快適さを考慮しないで作られており、防寒を目的とした衣類とくつろぎを目的とした衣類に共通性が無いことが良く分かるし、更に、それらの衣料は室内では暑いという致命的なデメリットもあるのでレイヤーの削除は必須となる。

だから、寒い冬は外出などせずに冬ごもりするに限る。もっとも、春でも夏でも秋でも外出はおっくうなので単なる出不精なのかもしれないという見方も出来る。

冬ごもりには、CDチェンジャーが役に立つ。買ったときは別に複数のCDなど入らないでも良いと思ったのだが、とんでもない間違いであった。 冬ごもりモードの時には、好みのCDをチェンジャーにセットしてカウチに寝ながら本を読む。 こうすると、 3時間以上カウチから離れずに済むので冬ごもりは更に充実し、セミ冬眠モードさえも味わえるのだ。

本当は冬眠をしたいのだが、熊とは異なる進化をしてしまったらしくて、20時間以上の連続睡眠は叶わないハビットなのが残念だ。 昨日と今日の睡眠時間は夫々たっぷり8時間、とりあえず一日の 1/3は睡眠に費やした。 憧れの冬眠に少しでも近づく為にはもっと寝る習慣をつけても良いのだが、せっかくの三連休を寝ているだけでは勿体無いなどと熊なら絶対有り得ない発想をしてしまう。 進化が未熟なのだ。


♯  Today's BGM = AMBIENT #2 by Brian Eno


jan 17 00  mon



外出注意報/免疫のたかめ方


今日は寒い。朝10時ごろ起きて気温チェックしたら 9F。今年初めてのシングルズ(華氏で気温が一桁台になること)。 摂氏に翻訳すると、最高気温-5C、最低気温-15C。更に昨日から継続している強い北北西の風(40km/h)により体感温度は-30Cだそうだ。 TVをつけてみるとローカル・チャンネルのNY1の画面では「外出は出来るだけ控えるように。どうしても必要な時は襟巻きや帽子が必需品です。」とアナウンサーが現地からレポートしている。 現地ってつまりマンハッタンの道端だけれど。それで、彼女は無帽ですごく寒そうに「わたしは悪い例ですっ」と髪を強風になびかせていた。 「NY1」は近くにサテライト・アンテナを高く伸ばした車を駐車しての中継だろうから、映像を撮り終わったらすぐに車内にはいれるので大丈夫なのね。

風は極めて強くて家が壊れるのではないかと心配な程。 でも、心配したからといって家が丈夫になる訳でもないし、風がわたしのところだけ避けてくれるのでもないので、のほほんと過ごす。 天気が晴れなので窓から射し込む陽光で室内の温度は上昇の一途となり昼寝に最適となるも、掃除のあとは読書とビデオ。 連休の最後に相応しい過ごし方ということなのだ。

掃除は趣味なので一週間に2回くらいもする。 但し、あまりきれいに掃除しすぎると会社などの他の生活空間におけるホコリに対する免疫が無くなるという説を最近聞いたので困惑している。 やはり連休の3日間だけでも良いから掃除などしないで冬眠をしてしまいその間に適度なホコリを蓄積し身体の免疫度を高めた方が健康的なのかもしれない。


♯  Today's BGM = THE NIGHTFLY by Donald Fagen


jan 18 00  tue



毛孔


日々の気温変動幅が大きい冬のニューヨークでは毎朝出掛け前の気温チェックは欠かす事が出来ない。大体、前の晩にチェックした内容の確認といったところなのだが、今朝のチェックで目に飛び込んで来た数字は「」。 華氏1度(摂氏 -17度)である。これは予想外であった。 週間予報でも寒い一週間となることは予想されていたが、せいぜい 15F(-10C)といった日々の筈だったのだ。急に気温が下がったらしい。カシミヤのコートに帽子、手袋、襟巻き、暖かいブーツと万全の防寒体勢で家を出た。 顔にあたる冷気に冬を感じて嬉しくなる。風が殆どなかったので、眼球を被う液体の凍結には至ることが無かったけれど、呼吸の都度-17Cの空気が鼻腔を通り抜け肺に入っていくのが実感として分かる冷たさだ。あとすこしで華氏零下となるところだったのに残念であった。

正しい身支度をしていない人は一目で分かる。まず体が寒さで硬直しているし、早く歩くと自分の起こす風で寒いのか、のろのろと背中を丸めて歩いている。 そして何より顔が泣きそうになっている。

暖かい地方からやって来た人は、慣れるまではどんなに厚着をしても寒さに震えてしまうらしい。 香港駐在を終えて3年前にNYにやってきた人から聞いた話だが、最初の冬は寒くて仕方が無かったけれど、徐々に慣れてきて今は随分平気になったとのこと。 この慣れるというのはどういう事かというと、毛孔が気温に対応してくるということなのだそうだ。 香港に居る時は暑い気候に適した毛孔となっていたのでかなりの暑さにも耐える事ができたそうだが、NYに越してきた最初の冬はまだ寒冷地仕様になっていなかった毛孔が寒かったのだとのこと。

そういえば、2年前に東京で過ごした夏はわたしにとり耐え難いものだったけれど、ずっと東京に住んでいる人にとっては、きっともう少し弱い苦痛度だったに違いない、と今になり納得した。


♯  Today's BGM = IN THE DIGITAL MOOD by The Glenn Miller Orchestra


jan 19 00  wed



どっちも好きなのだけれど


好きなものがふたつ同時にやってきそうだ…

明日の夜は北米地区で皆既月食が観測出来るので楽しみにしている。22:00頃から始まり約2時間をかけて元に戻るという。天文学の勉強をしたわけではないが、天文現象を観るのは大好きなのだ。流星群の観察の時の様な夜中のイベントではないので普通の生活のリズムを変えないで済むのも嬉しい。

--*--

今年は、あまり冬の実感が無い。昨日は6年ぶりの寒さとなったけれど、しかし、ニューヨーク市にはまだ本格的な降雪が無いのだ。雪が降ると急に元気になってしまうわたしとしては、いまひとつ冬の気分が出ていないのだ。しかし、明日はようやく本格的な雪となる様で、どうやら積雪が期待できそうとの事。

--*--

雪が降るのは嬉しいが、3年半ぶりの皆既月食の夜とはなんという事だろう。どちらも大好きな現象なのだけれど、いちどきにやってくると、喜びは2倍にはならないで、ただ台無しとなるだけだ。
C'EST LA VIE.
 s:0040-0745,esb:ffffff,h28/l24


♯  Today's BGM = THE VOICE OF THE SPARROW by Edith Piaf


jan 20 00  thu



変身!


朝から雪。 ビッグ・アップルにようやく今冬初のビッグ・スノーが訪れた。
溶けた雪でぬれた路面に映るイエローキャブのヘッドライトが降りしきる雪に反射すると途端にその光は回りを絵画の世界にしてしまう。 建物の屋根や壁面の傾斜にあわせて雪がつもっていき、見慣れた街がどんどんロマンティックに変身していく。

窓の外が気になって仕事が手につきません。 でも、わたし以外の他の人は、窓の外に目もくれずに仕事していました。 みんな、大人なのね〜

雪の日はサニテーション・デパートメント(清掃局)は忙しくなる。今日も、朝から 2,000台のゴミ収集車および塩撒き車350台を用意しているとのこと。 雪の日は、ゴミ回収車が雪かきの車に変身するのだ。 ゴミ収集車の前面、フロントグリルのところに雪かき専用アタッチメントを取り付けて持ち前の馬力にモノを言わせて雪を寄せて行く。 力強い勇姿なのだが、朝のパウダー・スノーは昼前には牡丹雪に変わってしまい、NY市内では大幅な積雪はなさそうだ。

雪はミッドナイト頃で降り止み、その後は 50mphという北東の風とともに一気に気温が20度程下がるらしいので、夜に積もる雪は風に吹き飛ばされなければ、しばらく溶けずに街を被う事でしょう。

〜*〜

楽しみにしていた今晩の月食はわたしの目の届かぬ雪雲の彼方にて行われることとなった。 もし雪の積もった街の空で観る月食となったとしたら、さぞや素晴らしかった事でしょう。 今晩は空想の世界で幻想即興天文観測者に変身して雪と月食を堪能するとしよう。 (Updated: 00.01.20 21:16)  s:0030-0750,esb:ffffff,h30/l17


♯  Today's BGM = CLAIR DE LUNE by Claude Debussy



jan 21 00  fri



LUNAR MAGIC


昨夜は不思議な晩でした。降り続く雪で月食は諦めていたのです。ところが、願いが通じたのか・・・・
まさに、月食がはじまるというその時間になったら、雲のカーテンが開き、合間から月食をみることが出来たのです。 それは実に感動的なモーメントでした。満月だった月の左下がぼんやりと黒くなり、その暗い部分が徐々に月の明るい部分を侵食して行く。 でも、その影は実はわたし達。自分のたたずむ星の影を月にうつしているなんて、ぞくぞくします。

30分くらいしたら、それまでが嘘だった様に雪雲が広がり出してあっという間に空を覆い尽くしてしまいました。 30分でも観る事が出来たのは奇跡だったのだ。素晴らしい感動に超満足の一夜でした。 こういう雄大な天文現象をみていると人間社会の諍いやいがみあいが如何にくだらないかの認識が高まります。

〜*〜

今朝の出勤時の気温は−10度くらい。予報は−20度だったので大分暖かい朝という気がする。
会社に着いて、通勤用ブーツを脱いでいたら踵が随分と擦り減っているのに気づいた。あと少しで本体までダメージが波及しそうなきわどいステージ。幸い会社のあるビルの地下には靴のリペアショップがあるので早速持っていった。 一時間後に出来るというので約束の11:30、ピックアップに行ったら、まだだと言う。不機嫌になるわたし。だって、修理の済んだブーツでランチに行こうと思っていたのだから。

でも、こんな細事はどうでも良いのでは無いかと、気づいた。それで「だって、約束の時間は過ぎているのに」と事実だけを、ちょっと困ったなあ、という軽い感情表現で伝えた。 店員は「Oh, sorry, sorry. 2〜3分で出来るから待ってて」といい、ほんとうに待っている間に踵の付けかえ終了。 「はいっ、こうなりました」店員はきちんと修理された踵を見せる。代金6ドルを払い、店員の笑顔に見送られながらわたしもにこやかに店をあとにした。勿論、ランチにも充分間に合い、全ては問題無く誰も傷つくこともなく進行したのだ。

これが、もし最初の段階で「約束がちがうっ」と気色ばんでいたとしたら、店の方だってむっとして、荒っぽい仕事になっていたかもしれないし、互いに気分を悪くしていた事だろう。 昨晩の月食体験を通して何かが変わったらしい。 やはり、月には不思議な力がある様だ。 (Updated: 00.01.21 20:45)  s:0030-0750,esb:ffffff,h18/l6


♯  Today's BGM = PILGRIM by Eric Clapton

 

jan 22 00  sat



困惑


石鹸をいつも買う店から、オリーブ・マッサージ・オイルという物を貰った。 オリーブオイルにはアレルギーも無い筈なので試してみようかと付属のインストラクション・マニュアルに目を通した。 適量を手にとって顔全体に伸ばしてマッサージすると良いらしい。
『バスタイムにマッサージするとより効果的です』
成程。身体が温まっているのでオリーブ効果も各細胞にまで良く浸透するのにちがいない。 さらにマニュアルには他のプロダクツとの相互関係やらいろいろ書かれている。 別に、特に興味がある分野でも無いのだけれど、なにしろ活字中毒気味なので目の前にある文字は取敢えず何でも読んでしまう。
『尚、この製品はぬれると効力が無くなりますのでご注意ください』
  「え?」
バスタイムに使うとより効果的だとさっき言ったではないか。 濡らさないように細心の注意を払いながらバスに浸かるということなのか。難儀な事だ。

〜*〜

日本の某大手メーカーの家電マニュアルにも似た記述があり、両親を困惑させていたことを思い出した。 それは、オーブントースターと電子レンジのハイブリッド商品で、電子レンジだけでは無理な焦げ目的調理も可能な事を売り物にしていた。
『電子レンジとオーブントースター両機能の同時使用は危険ですので決して行わない様に。』
絶対に守らねばいけない約束といった厳格さがただよう。間違えたら爆発するのだろうか。不安になる。マニュアルの最後の方には、この製品の特性を生かしたレシピが何例か載っている。
『・・・電子レンジは強度を○○で◎分運転しながら、オーブントースターは△△にセットして・・・』
  「??」
レシピには書いて無くても、ヘルメット、防弾チョッキ、それにヘビーデューティーな盾も用意しておく方がよさそうだ・・・

〜*〜

節電の方法という極意が特集してある記事に、
『冷蔵庫の中のものを探す時はドアを閉めて探す様に』
というのがあった。ドアを閉めて本人は中に入るのだろうか。庫内は広い様でいても実は棚板が多いので、関節を自在に外せるようにならないと中に入るのは極めて困難だし、それに寒そうだ。
少し困惑するが、これは、透視能力さえ身に付ければ解決する。 (Updated: 00.01.22 20:55)   s:0230-1000,esb:ffffff+peach,h17/l3


♯  Today's BGM = PLAYS DUKE ELLINGTON by Thelonius Monk



jan 23 00  sun



靴下の問題


靴下はいつでも何かと問題を起こす事が多い。例えば、靴の中で勝手に10センチくらいも移動してしまう踵部分の問題、靴を脱ぐオケージョンの時に限って穴が空いてたりする問題、など 枚挙にいとまがない。

なかでもランドリーに関する問題は靴下の最も困るもののひとつだ。 ランドリーが終わり、ドライヤーから取出した洗濯物はおおまかな種類別に分ける。 代表的なものとしては、シーツ類、タオル類、Tシャツ類、靴下類など。そして、靴下類は更に色別分類などを経たあと、然るべき相方を見つけ、2足をひとまとめにしてくるりとボール状にして専用抽斗に放りこむ事となる。

この極めて標準的プラクティスにおいて困るのが白いソックスである。 ペアの確定が容易な色物のソックスと違って、白はみんな良く似ている。似ているけれど違う。 どうせ違うなら、激しく違えば見分けは簡単なのだけれど、一見似ていて、実は違うというのが困る。 同じ物ばかりを買っているつもりなのに、どういう風に違うのかというと、買った時により厚みが少しずつ違ったり、足首のところのゴム編みの部分が微妙に違ったりする。 ただの縦目ゴム編みかと思って良く見ると2本おきに細い縞なんかになっていたりするのだ。気になりだすと、ゴム部分を広げてみたりして違いを明確にして正しいマッチングにしないと気が済まなくなってくる。

これは、随分と無駄な事を強いられていると気づく。 ちゃんとした基準があり白い靴下はどれでも同じだったなら不要な作業なのだ。 靴下統一規格の欠如という政府の怠慢によるものに他ならない。 全世界的な規模で白靴下統一基準の設立が待たれる。

もっとも、半導体メモリーカードだって、結局、SONY/GM方式、松下・東芝方式、そして日立方式の3分裂がほぼ決定となったらしい。 それぞれ言い分はあるのだろう。 靴下業界も独自性を譲らないのが統一標準規格が出来ない理由に違いない。 その為に、ランドリーの後、ジョー・ザビヌルなどを聴きながら白いソックスの見比べに時間をさくことになる。 それはそれで、日曜日の午後の過ごし方としては平和で良いと言えなくも無い。 (Updated: 00.01.23 19:55)  s:0205-1100,esb:ffffff,h27/l18


♯  Today's BGM = HEAVY WEATHER by Weather Report



jan 24 00  mon



セールス電話/世界が分母


自宅では電話が鳴ってもめったな事では応答しない。マーケティング・コール(電話セールス)などに時間を費やしたくないこともあるが、基本的に電話が嫌いなのだ。 但し、重要な用件の場合は電話通信を確立したいので、スキャンをして重要と不要の識別を行っている。 確認方法としては、電話会社が勝手に送り付けてきた Caller ID (相手の電話番号をディスプレイする)装置では無くて、昔ながらの Voice Mail Scanを採用している。 つまり、電話を受信するとまず留守番電話がONになり、相手の声を確認してからピックアップする方式だ。 これが、マーケティング・コール撃退には一番。何故なら敵は「この家は留守電」とわかるとコーリング・リストから外してくれるからだ。

今日は、ちょっと待っている電話があり、丁度良いタイミングでかかってきたコールをスキャンもせずにピックアップしたら、 それが、長距離電話会社のセールスだった。米国では市内通話会社とは別に長距離電話会社をひとつ選んで登録しないといけない。 ニューヨーク市の場合、選ばなくても良いが、すると「どこも選ばない料金」というのが毎月3ドル加算される。 そこで、どこかを選ぶ事が一般的で長距離電話会社が競争に熱心になるという訳だ。

自分のところの電話会社に変更すると如何に得であるかを喋り始めたので、興味が無いことを伝えた。 相手は素人で、つまり、簡単に引き下がったが、「ところで、お宅は長距離電話会社はどちらですか」と聞くではないか。 実は、そのセールス電話が切り替えると得になると力説した電話会社を選択済であるので「AT○Tですが」と応答。 コーリング・リストにある先の現在の電話契約状況くらい調べてから電話したら良いだろうにという当方の意志が通じたのか 「実は素人のアルバイトなので分からなくって」などと詫びていた。変な電話。

英国の大手音楽会社EMIと米国最大のメディア、タイムワーナーが音楽事業の統合で合意したと発表。 その結果、世界の音楽の1/4は新会社により配給されるとの事。 これって、アンチ・トラスト法には触れないのかしら。分母が世界だとまた違うのかな。 (Updated: 00.01.24 20:35) s0145-0745;esb=ffffff;h36,l26


♯  Today's BGM = PENGUIN CAFE ORCHESTRA by Penguin Cafe Orchestra



jan 25 00  tue



スノー・ストーム


朝起きたら窓の外は真っ白。予想外のスノー・ストームが訪れた。 気象予報士によると、この雪は週の半ば以降にやってくるはずだったのだけれど意外に速い北東の風の影響で前の晩には全く予想していなかった展開となったとのこと。

公立学校の多くは休みとなり、また、ラ・グァーディア空港も除雪作業の為に朝一時閉鎖となった。 明日からフロリダに休暇に行く事になっている社員は空港の状況が気になってそわそわと落ち着かない。

交通機関はすべて動いているけれど、ジュリアーニ市長は大事をとって夕方の帰宅時間をずらす事でラッシュ緩和を促していた。 ( Giuliani urged employrs to stagger closing times today, so the subways, buses and commuter lines can handle an extra, early passenger load.)
わたしの通う会社も15:30で早締めとなり、デジカメと35ミリ・スチルカメラを持参していたわたしは躊躇すること無く離社。 雪が降る時の例に違わず今日も寒さはたいしたことないので、雪景色の街を散歩しながら帰宅とした。

日が暮れるまでに歩道や車道に積もった雪をきれいにしておかないと凍結して危険となるのであちこちに除雪車が出て作業している。 ミニ・除雪車はいつ見ても可愛い。 パワーではなんといってもゴミ収集車コンヴァーチブル除雪車だ。

途中から、雪がスリート(霙)に変り、そして細かい氷の粒になった。 降ってきた白い粒がコートの上をはずむ。まるでダンスみたい。 帽子のつばを目深にかぶりなおしニューヨークの冬を満喫した夕暮れだった。 (updated: 00.01.25 @ 19:30) s0120-0745;esb=ffffff;h32,l24


♯  Today's BGM = SECRET STORY by Pat Metheny



jan 26 00  wed



ムーンライティング


ムーンライティングというテレビドラマが面白い。 ブルース・ウィリスとシビル・シエパード主演の私立探偵事務所の話で、1985年から1989年まで放映された人気シリーズの再放送だ。 毎晩タイムワーナー・ケーブルの「BRAVO」チャンネルで放映されているのだが、時間が19:00からと半端なので観そびれることも多くて、観るのは一週間に1回か多くて2回程度(今日も見逃した)。 ちょっと大人のユーモアとウイットに富んでいて最後のオチも効いているおしゃれな作りだ。 1980年代の音楽も、とても心地よくて殆どテレビを観ないわたしにチャンネルを選択させている。

1985年からのオリジナル放映の時にも何回か観たことがあるのだけれど、その時はどこが面白いのかまったく分からなかった。 多分、コドモだったので洒落た展開がわからなかったのだろう。

本や映画でも前に面白くなかったものが後に面白くなる事がある。かといって、コドモの時楽しかったものが楽しく無くなるのかというと、そちらはそちらで今も楽しい。 楽しさの枠がどんどん拡大するのだから、オトナになると忙しくなるというのも道理だ。 (updated: 00.01.26 @ 20:35) s0020-0755;esb=ffffff;h30,l20


♯  Today's BGM = AWB by The Average White Band



jan 27 00  thu



AFTER SNOW


寒さが戻ってきて今朝の気温は摂氏−12度。 積もった雪があちこちに固まっています。 雪の小山に登ったり、木の枝に残った雪を手にとってはお団子にしたりと、雪の後の朝はとっても楽しくて、会社に着くまでにいつもより時間を要してしまう。

--*--

雪の後の寒い日はビルディングの壁際を歩くのは厳禁。 ビルのデザインによっては大きな氷柱(つらら)が高いところから下がっていたりしていて、それがとけて落下してくるのだ。 ささりそうで恐い。普通は長い長い梯子をかけて落ちる前に落してしまうのだけど、人手不足なのかな。

--*--

雪用のブーツが妙な音をたてるようになった。 一歩毎に「にょわ〜、みゃしみゃし」と嫌な感じなので昨日あたらしいのを購入。 カナダ製で勿論、防水、防塩。定価150ドルがセールで110ドル。 今日は、音無しく歩けて気分が良い。 (updated: 00.01.27 @ 20:30) s0050-0750;esb=ffffff;h26,l11


♯  Today's BGM = SLEEPWALK by Larry Carlton



jan 28 00  fri



最後の一般教書


昨夜は、一般教書 ( State of the Union Address:施政方針演説 )。クリントン大統領にとり8回目、任期最後のものとなった。 未曾有の好景気に支えられ米国の財政は改善の一途、このまま計画どおりいけばあとたった13年で累積赤字が無くなるという。 この財政黒字を全ての国民に還元したいことを強調した。すなわち、教育の充実、ソーシャルセキュリティーの充実、退職貯蓄関連口座の充実、中・低所得レベルの個人所得税のカット、 など。 最後の演説を行うクリントンは達成感に満ちた喜びの表情の影に複雑なものが見え隠れした。 もちろん、作りなれた笑顔で拍手するヒラリー、チェルシーも同様であった。

--*--

数日前にエンパイヤ・ステート・ビルディングでエレベーター落下事故があった。 ひとつのエレベーターの箱を吊っている6本のワイヤのうち1本が切れて、40階から4階まで落下して止まったとのこと。 乗っていた2名は軽症を負っただけというものの、どんなにか恐ろしかったことだろう。 アパートの窓から毎日見ているところで起きた事故だけに他人事といった気がしない。 わたしの住むアパートもハイライズ(高層タワーの上部)なので生活とエレベーターは切り離す事が出来ない。 ビルディングにはエレベーターが4基あるが、昨年の暮れには3基まで不調になりメインテナンスを行っていた。 今はすっかりスムースな動きに戻ったが、メンテ前は落ちるのではないかと思うほど良く揺れたことを思い出した。 それでも、実は、エレベーターというものは乗る都度、あまり良い気分にはならないのだ。 高所恐怖症なのに、職場も住まいも、空中というのは皮肉なことなのだ。 (updated: 00.01.28 @ 22:35) s0020-0750;esb=ffffff;h23,l8


♯  Today's BGM = STOLEN MOMENTS by Stanley Jordan



jan 29 00  sat



世界を飛ぶ炊飯器


昨晩テレビをつけたら日本語放送でトークショウをやっていた。 古館伊知郎をホストとした番組でゲストはテニスの伊達公子。 番組の最後の方に、彼女がツアーの時に持って行くものを実際につめたトランクを披露するというコーナーがあった。 ナイロンやビニール製らしい大型ソフト・ケースが3個。実際には、もう1〜2個あるとの事で、プレーヤーの中でも荷物は特に多い方だそうだ。 ホストの古館伊知郎は、
  「これ、番組ではなくて伊達さんの部屋に忍び込んでこんな事していたとしたら僕って変態ですね」
などと嬉しそうに言いながら鞄の中に手を突っ込んでは中身を取出して見せる。 ウインブルドンのセンターコートで着たウエア、テーピング用テープ、怪我した時用のサポーター、など如何にもテニス・プレーヤーらしいアイテムが次々と中から出てきた。 ところが、縦長鞄の底から最後に登場した物は、何と電気炊飯器(嵩張る)とトランス(重い)。

炊飯器というのは用途がかなり限られた道具で、通常はごはんを炊く為だけに用いられるので、伊達公子も海外ツアー中にホテルでごはんを炊くために持ち運んでいたと見受けられる。 ごはんが好きなのでしょうか、それとも、マラソン前のパスタの様な澱粉効果を目的としたものなのでしょうか。
「炊飯器、前はもっと沢山あったのだけど皆ヒトにあげてしまって」とコメントしていたので、あの業界では電気炊飯器を持って世界中をまわるプレーヤーは少なくないのかもしれない。
(updated: 00.01.29 @ 20:15) s0145-0945;esb=ffffff;h33,l23


♯  Today's BGM = WE CAN'T DANCE by Genesis



jan 30 00  sun



SPAM×SPAM


SMAP×SMAPは無害のTVショウだけれど、ちょっと字の並びが入れ替わっただけの SPAMは有害な邪魔物です。 わたしのところにはある特定のISP系メールアドレスに大量のSPAMが送り付けられてくる。

最初の頃は、メールを開けては「今後、送付不要の場合は、“remove”と明記してremoveme@xxx.com宛てに送ってください」などとあるのを都度まじめに実行していたのだ。 そうすれば、先方のアドレス・リストからわたしのメールアドレスが抹消されるのだと思い違いをしていたので、せっせと繰り返しては、マーケティング・メールが一通も来なくなる日を夢見ていたのだ。 実現しない夢とも知らずに・・・
  • 不要通知は実は先方にとってのアドレス確認手段:
    「不要な人は removeと書いて返信」「不要な人はココをクリック」、全ては、実は、送信元に「このメアドは有効ですよ!」とお返事していたに他ならない。
  • 不要通知のオプションを設置することで法的に正しい存在となる:
    指定された場所にremoveなどと書いたメールを送っても、受取人不明、メアド存在せずでリターンメールになるというケースもある。 実は、米国では、メールのボディに「不要な場合は、ここに remove meと書いて送ってね」という一文を含むことで、違法なジャンクメールでは無くなるという法律があるのだ。 だから、如何にもそれらしいが架空のメールアドレスを記入したりする。
この2点を知ってから、SAPM、バルクメール、ジャンクメール、いろいろな呼称があるが、マーケティングのメールはすべて読まずにデリートすることにしたのだ。

数日前にISPから届いたお知らせメールを今日になり読んでいたら、マーケティング・メールが不要の場合は、メールの件名のところに“marketing”とタイプして、removeme@XXX.netまで送信するように、とあった。 やはり、ここのISPは名簿の情報を流していたのだ。今日、早速、言われたとおりのメールを発信したが、さて、今後のSPAM状況に少しは改善が見られるだろうか。
そうこうしているところに、またひとつSPAM受信、"5 MILLION EMAIL ADDRESSES ON CD ROM !"「5,000,000 メールアドレス入り CD ROM 69ドル」、タイミング良すぎ!
(Updated: 00.01.30 17:05 Eastern Standard Time, USA) s0145-1055;esb=ffffff;h37,l30


♯  Today's BGM = ANTHOLOGY by Four Tops



jan 31 00  mon



My Home Town


わたしの住む街に流れる川に今年も流氷がやってきた。

ここの冬はマイナス20度くらいにまでなる。そんな日が続くと流氷を見ることができる。 冬が寒い地域は普通は夏が涼しいのだが、この街は、夏は夏で摂氏37度くらいにまで平気で気温が上昇する。 世界中の大都市で一年の寒暖の差がこれだけあるところは例をみないとの事だ。 夏はどうしようもなく暑いのだけれども、でも、それは冬の引き立て役というものだとわたしは思う。

わたしの住むこの街は、たまたま世界的に有名な観光地でもある為に季節毎にたくさんの観光客がやってくる。 それも、国内だけでなく全世界からやってくるのだから大変だ。 特に、クリスマスのシーズンなどそういった人々で FIFTH AVENUEはまるで満員電車の様な状態になる。 新年のカウントダウンの為にも人が集まり、道は群集で埋め尽くされる。 でも、シーズンが過ぎれば、すさまじい喧騒は終り、活気には満ちているものの落ち着きのあるいつもの街に戻る。

わたしは会社と自宅の往復という定点生活を送っているので、実際にはどこに住もうとあまり日常生活に変化は無い。 それでも旅のあとで飛行機を降りて一番ほっとする空港はJFKだし、空港から街に向かう車の中で心が元気になる街もニューヨークだ。 生れた街(東京)も懐かしさはあるけれど、この躍動感を得ることは無い。 だから、わたしの街はニューヨーク市。

昨日、ハドソン川にやってきた流氷は今日はもう跡形も無い。 今週は暖かい日が続きそうだ。とけた雪と泥のブレンドがたっぷりの道路、泥はねに気を付けながらわたしはベストシーズンのわたしの街を散策するのだ。 わたしの街の持つエネルギーをたっぷりと吸収しながら。
(Updated: 00.01.31 20:30 Eastern Standard Time, USA) s0140-0750;esb=ffffff;h38,l26


♯  Today's BGM = SUNUP TO SUNDOWN by Kenny Burrell




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