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東京不思議メモ
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サイバーワールドから東京にワープして、いろいろな出来事を見聞しました。
何しろ慣れないものだから全てが新鮮、驚いたり、感動したり、不思議だったり。
全部それぞれ理由があるんでしょうが、わたしの目にはただただ不思議に映った
事が多かったのです。例えば、以下のような出来事とか...
Updated: April 1st, 1998
自己責任
東京で電車に乗ると、行動のひとつひとつを、「声」で「指導」されるのが不思議だ。
プラットフォームで電車を待っていると「電車が来ますので白線の内側まで下がるように」とアナウンスがある。プラットフォームに居る理由は、電車が来るのを待っているからであり、言われないでも電車が来るのは分かる。
理性ある人間なら、電車が来たら、線路の上を歩いてみようなどとは考えないはずだ(電車が来ない時でも考えないだろう)。乗車すれば、「ドアが閉まります」(閉まらなければ困る)。やっと電車が走り出すと、今度は、「次は何々駅です」(車内には立派な地図が随所にあり、路線によっては光の点滅が現在地まで示しているのだから、充分)。
駅に近づくと、「雨の日です、傘の忘れ物無きように」と注意される。
電車に乗れる年齢に達した人間なんだから、全部、自分で管理できることばかりではないか。行動について、逐一、指導されるのは、幼稚園で卒業かと思ってた。
エレベーター
ほんとうに不思議でならない事なんだけれど、東京でエレベーターに乗ると、100回に99回まで経験する事があります。
それは、ドアの開閉についてで、必ず、ドア横の開閉ボタンの前に陣取ってる人がいて、エレベータが止まる都度、「開」ボタンを押し、人が降りるや否や「閉」を押すことにヨロコビを感じているらしい。
私の知る限り、扉の開閉が自動式でないエレベータは東京には無い。まさか、あれだけの人々が、この事実を知らないという事もないだろうし。何等かの理由があって繰り返されれる行為らしい。
電車(1)
人工集中が甚だしい東京ではラッシュアワーに通勤電車が混むことは不思議でもなんでもない。ただ、ぎゅう詰めの電車で仕事場に運ばれいく状況はオイル・サーディン(イワシの缶詰)になった気がするだけの話である。
電車(2)
東京の電車の中では、自分は透明な存在である、と認識していた方がショックを受けずに済み良いであろう。何故なら、足を踏まれた場合、100回に99回は無言状態で、もちろんあやまられる様な事は無いからである。但、これは双方向に作用する法則が存在しており、誤ってひとの足を踏んでしまった場合も、謝罪したりする必要は無い。つい、ごめんなさい、などという言葉が口をついて出てしまっても、踏まれた相手は無言、無表情だからである。
これらから推測できるのは、東京人の足には神経系統のネットワークがはられてないということである。
スポーツ編
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ゴルフ
ゴルフは東京在住の人々のあいだで人気のスポーツのひとつです。
美しいゴルフ場の芝生を保つ為には大量の化学除草剤が用いられており、あまり頻繁なプレーは、体に毒なんじゃないかな、と思ったりもします。
健康のために、ゴルフのやりすぎに注意しましょう。
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バイク
東京における自転車台数はかなりのモノだと思う。駅前や、スーパーの前に停められた自転車の数からも、東京人の自転車好きは容易に認識できる。
それだけ、数が多いと、やはりそれなりの「権利」が発生する。街の様子などを眺めながら歩道を散歩していると、自転車が「ちりんちりん」とベルを鳴らして走り抜ける。
歩道は、歩行者の為の専有道かと思っていたが、自転車も多いに走る権利があるようだ。
歩行者の皆さん、怪我のない楽しい毎日の為に注意して歩道を歩きましょう。
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走る
一番、多くの人々に愛されているスポーツ・アクティビティーは、走ることである。
信号がかわりそうになると(すぐに次の「青」になるのに)、走る。
電車のドアが閉まりそうになると(すぐに次の電車がくるのに)、走る。